愛蔵盤級 | 交響曲 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
商品番号:CD-1079 | BIS ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||
集中的に行なわれた交響曲全集の録音であるが、一曲一曲印象が違う。使用しているマイクなども若干違いがあり、レーベルとしての基本サウンドは揺るがないものの、音像表現の違いははっきりしている。ただ、数値的な評価の中では差別化するほどのものではなかったので、ここでは一括して紹介した。 6曲の交響曲の中で、もっともまとまりが良かったのは3番である。ソプラノとバリトンの独唱が入る曲で、オーケストラは左右に適度に広がり各楽器は調和の取れた響きの中で明瞭に捉えられている。特に木管のソロなどは実存感のあるクリアな音像である。オーケストラのffでも音像がぶれたり音圧で響きが濁ることもなく、終始透明感のある仕上がりである。 ただ、有名な4番は、曲の雄大さや緊迫感を伝えるにはいま一歩リアリティが弱く、オーケストラのダイナミズムに負けてしまっている。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
愛蔵盤級 |