| 作曲家 | ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
| 曲名 | クラリネット協奏曲 |
| 指揮 | レナード・バーンスタイン |
| 演奏 | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
| Ｋｌａ．ペーター・シュミードル | |
| 録音 | １９８７．９ ウィーン・コンツェルト・ハウス |
| プロデューサー | ハンス・ウェーバー |
| エンジニア | カール・アウグスト・ネーグラー |
| 評価項目 | 評価内容 |
|---|---|
| ホールトーン | ８ |
| ステージレイアウト | ９ |
| リアリティ | ９ |
| クオリティ | ８ |
| ダイナミックス | ８ |
| 平均点 | ８．４ |
ホールトーンは各楽器の残響成分を程よく捉え、響きすぎない良好な仕上がりとなっている。ステージレイアウトも、弦の各セクションにスポットを当てた見通しの良い内容で、オーケストラを斜め上方から見下ろしたような、全体像を俯瞰する空間処理となっている。ソロとオーケストラの音量的なバランスも申し分なく、充分な実存感を主張しながらも、音像の調和は失っていない
ソリストの息遣いや微細なニュアンスまでも明瞭に伝え、豊で伸びやかなオーケストライメージが描かれている。
