| 作曲家 | グスタフ・マーラー |
| 曲名 | 交響曲第１番ニ長調「巨人」 |
| 指揮 | レナード・バーンスタイン |
| 演奏 | アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
| 録音 | １９８７．１０ コンセルトヘボウ・グレイトザール |
| プロデューサー | ハンス・ウェーバー |
| エンジニア | クラウス・シャイベ |
| その他 | Ｌｉｖｅ |
| 評価項目 | 評価内容 |
|---|---|
| ホールトーン | ８ |
| ステージレイアウト | ８ |
| リアリティ | ８ |
| クオリティ | ８ |
| ダイナミックス | ９ |
| 平均点 | ８．２ |
アナログ時代の後期から始まったライブセッションは、バーンスタインの一期一会に掛ける情熱によってレコーディングの主流となった。マーラーブームに火をつけ、この曲の普及に生涯を捧げたバーンスタインの、その最晩年の生き様を充分に捉えた録音と言ってよい。エンジニアは、マルチマイクによって各楽器を分離良く捉え、優秀な複数のセッションをセレクトすることでライヴのリスクを払拭し、程よいリアリティを表現している。
残念ながら演奏の激しさに比べると、録音はおとなしく淡々とした音像表現に仕上がっている。
