文化財級 | 交響曲 | ||||||||||||||||||||||||||||
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商品番号:4509−90847−2 | テルデック ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||
オーケストラの見通しの良い、透明度の高い空気感が印象的である。ホールトーンというよりもステージ上のオーケストラの残響が豊に鳴っていると言った雰囲気である。 このシンフォニアッタは、通常のオーケストラ編成に加え、別働隊としてトランペット9本、バストランペット2本などが加わる変則的な編成を持っている。そこから放たれる音響イメージもやはり特異な雰囲気がある。そうした楽器配置を意識して、音像は、左右への広がりを適度に確保し、各セクション間のバランスも慎重に調整されている。ライヴセッションであるが、客席の気配を無理に削除しようとはしておらず、奏者の実存感を充分捉えた高品位な仕上がりとなっている。 特にハープや木管の定位感は素晴らしく、ステージレイアウトの優秀性を示している。 演奏も、ニューヨーク・フィルハーモニックのブラスセクションの上手さが光る。1楽章は別働隊の9本のトランペットによる演奏であるが、個々の奏法や音質の違いを全く感じさせない、統一されたハーモニーを聴かせる。その他、ソロスティックな場面でも、このオーケストラの超人的なテクニックを楽しむことができる。 |
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文化財級 |