文化財級 | 交響曲 | ||||||||||||||||||||||||||||
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商品番号:CD−1191 | BIS DSD ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||
音質面などのクオリティに関しては全く問題の無い最新のデジタル録音の成果を聴くことができる。DSD・SBMと言った、考えられる最新のテクノロジーを投入して、透き通るような空気感とフルスペックのダイナミックレンジを確保している。 このレーベル特有の適度な距離感と自然で耳に優しいサウンドは、オーディオのボリュウムをいつもより大きくしたくなる様な心地よい肌触りであり、ゆったりと音楽に浸ることができる音作りである。 ホールトーンは客席にいるかのような包み込まれる広がりがあり、オーケストラは奥行の深い実物大の音像表現になっている。唯、各楽器の実存感は、豊な響きの中にあっては充分に捉えられているとは言いがたく、雰囲気指向でやや曖昧な音像表現であると言わざるを得ない。その裏返しでもあるのだが、どこを切り取っても荒さを感じさせない、極上に美しいオーケストラサウンドである。 計算ずくの録音のため、ストレス無く音楽に身を任せることができる反面、趣味性は感じられず、面白みの無い内容だとも言える。 |
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文化財級 |