愛蔵盤級 交響曲
作曲家 アントニン・ドヴォルザーク
曲名 交響曲第8番ト長調
指揮 ジョージ・セル
演奏 クリーヴランド管弦楽団
録音 1958.11.1  セヴェランス・ホール
プロデューサー ハワード・H・スコット
エンジニア
評価項目 評価内容
ホールトーン
ステージレイアウト
リアリティ
クオリティ
ダイナミックス
平均点 7.6
商品番号:MH2K 63151 ソニー(CBS) ステレオ
解説
ステレオ初期の録音のため、弦セクションが大きく左右に振られたステージレイアウトになっていて、1stヴァイオリンやチェロの存在感が大きい割りに、2ndヴァイオリンやヴィオラの音像が薄く、中央の響きが弱くなっている。その分、木管セクションや金管セクションがバランスよく中央に定位していて、全般的には良好な音像表現を描いている。
質感も申し分なく、時代相応のテープノイズはあるものの、耳障りな硬質感はまったくない。オーケストラのTuttiで音圧の伸びがいま一歩と感じることもあるが、バランスの良い高品位な仕上がりと評価できる。
愛蔵盤級