愛蔵盤級 サウンドトラック
作曲家 ジョージ・フェントン
曲名 ディープ・ブルー
指揮 ジョージ・フェントン
演奏 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 2003.5  ベルリン・フィルハーモニー
プロデューサー ジョージ・フェントン
エンジニア ジョナサン・アレン
評価項目 評価内容
ホールトーン
ステージレイアウト
リアリティ
クオリティ
ダイナミックス
平均点
商品番号:SK 92747 ソニー  ステレオ 
解説
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の初めてとなるサウンドトラックの録音である。アラステア・フォザーギルとアンディ・バイヤットの共同監督により200箇所以上のロケと4年の歳月を掛けて撮影された、壮大な海のドキュメント記録である。その圧倒的な映像のリアリティを支えたのが、ジョージ・フェントンのスコアとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の最上級のオーケストラサウンドである。
録音は、ベルリン・フィルハーモニーで行なわれたスタジオセッションである。音像は自然な仕上がりで、オーソドックスなオーケストラサウンドと言える。また、サウンドトラックとしての明瞭さや粒立ちの良さも確保されていて、スクリーンの迫力に音楽が負けることはない。
しかし、オーディオソースとして鑑賞した場合、音像指向がオーソドックスなだけに、可もなく不可もなくといった内容で、このレーベルの一般的なオーケストラ表現であると言える。クオリティはとても高いのだが、各楽器のリアリティやホールトーンが生々しく捉えられているわけではなく、平均的なまとめ方である。
愛蔵盤級