愛蔵盤級 | 交響曲 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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商品番号:419 170−2 | グラモフォン ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||
やや小振りな音像の中でオーケストラの各楽器が適正に配置された良好な音像表現に仕上がっている。ライヴセッションのため、客席の気配は皆無と言えるほどに削除されており、それによって生々しい空気感を失っている。しかし、マルチマイクによる録音により各楽器は粒立ち良く明瞭に捉えられており、各々が曖昧になることはない。また、ステージレイアウトも過度なステレオ感を狙ったものではなく、ステージ本来の自然なオーケストラ音像を描いている。 弦セクション・管セクションともに充分な広がりと伸びやかなTuttiが聴かれ、ffで音質が濁ったり圧縮されるようなこともない。ただ、ダイナミックレンジの広い楽曲だけに、オーケストラの迫力が不足しているように感じるのは否めず、ホール全体の気配を削除した結果、生々しいオーケストラの勢いを失ってしまった。 指揮者の動き回る気配が重低音で捉えられており、こうした低域へのコントロールは最小限に止められているようである。 |
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愛蔵盤級 |