愛蔵盤級 サウンドトラック
作曲家 トレバー・ジョーンズ
曲名 亡国のイージス
指揮 ギョフリー・アレキサンダー
演奏 ロンドン交響楽団
録音 2005年ごろ  アビーロード・スタジオ
プロデューサー トレバー・ジョーンズ
エンジニア アンドリュー・ドゥッドマン
評価項目 評価内容
ホールトーン
ステージレイアウト
リアリティ
クオリティ
ダイナミックス
平均点 7.6
商品番号:UPCI−1026 ユニバーサル  ステレオ 
解説
ロンドン交響楽団を起用してのダイナミックなシンフォニー・スコアである。録音は、スタジオでのセッションであり、あくまでサウンドトラックとしての効果音的な音像であるといえる。全体に音像が大きく誇張された仕上がりで、迫力はあるが大雑把な印象である。ホールトーンやステージレイアウトはアコースティックなリアリティではなく、エフェクトされた人工的なレイアウトである。しかし、フルオーケストラのナチュラルなサウンドを大切にした配慮も感じられ、大きな違和感として認識するほどではない。
最新の音響効果に負けない様に、低域に強調感や音圧の押し出しがあるが、それもサウンドトラックとしての表現としては過剰なものではない。
ロンドン交響楽団を使ってのサントラ録音はスターウォーズが有名だが、楽曲はずいぶん地味である。そして壮大に鳴り響くオーケストラサウンドではなく、弦楽器を主体とした暗く陰鬱なスコアと言える。
愛蔵盤級