GM「【ふきだしクイズ】前回の話に使われた
    イラスト
(あっち久美子)への吹き出し御応募、
    真に有り難う御座います。幾つかご紹介を。」
 
 ネオ「はいな。先ずは窓2000の国からコンニチハ、いっつうさんから。
    『ねぇ、アレってさ〜絶対やってるって〜』」
 
 ジオ「どうやら森の中で合体している2匹の獣を発見したらしいっス、
    との事です。どんな獣なんでしょうね。」
ファー「そりゃー、おみゃさんよ〜、」
 
 GM「はい続きましては、みがさんから。
    『あれ、首吊り死体じゃない?』ブラックですねぇ。」
ファー「二つに見えるけど一つを2枚におろしてたりして。」
 
 ネオ「あらまきジャケ?」
 
 ジオ「そういう解釈を玩んだのが聖飢魔Uの歌にあったなぁ。」
 
 ネオ「続いて歩き目ですさんからマニアックなやつ。
    『ね、あれ、穂積 ペペじゃない?』名子役〜!」
 
 ジオ「自分で言うなって。あの人4月21日生まれだってね。」
 
 ネオ「●家ペーか、お前は!」
 
 ジオ「伏せ字になってないってば!」
 
 GM「それよりも中目黒に餃子のお店を出されているとかで。」
ファー「シソ餃子がうみゃ〜っちゅー話だでよぉ。」
 
 GM「同じく歩き目ですさんからもう一つ。
    『ね、この奥に出来たレストランって、
      いやに注文が多いんだって!』宮沢賢治ですなぁ。」
 
 ネオ「ガンコ亭?」
 
 ジオ「注文の多い料理店だってば!張り紙で塩や酢を事前に
    体に擦り込まされたら黙って逃げろよ。」
ファー「儂なら生娘に生クリームを擦り込ませるなぁ。」
 
 GM「よしなさいっって!それでは前回からの続きです。」

 
 絵美「さぁ、ガンガン飛ばすわよぉ!」
めぐみ「ふぇえ〜、優しくしてくださ〜い。」
 
 GM「のっけからテンション高いですなぁ。」
 
 絵美「そりゃそうよ。ここでインパクト頂いて掲示板は
    私達二人の事で持ちきり黄粉まみれにするんだから。」
めぐみ「でも思いっ切り混んでますね、道。」
 
 絵美「それなのよぉ〜。こんなんじゃ美味しい場面を
    誰かに取られそうだわ。」
めぐみ「そういうのって主人公さんの出番ではないんですか?」
 
 絵美「めぐみチャン偉い!・・って、この作品の主人公って誰かしら?」
めぐみ「・・?? 誰なんでしょう?ねぇGMさん??」

 そう言えば、主人公って何する人なのかしら? 

 GM「さぁー、どうなんでしょう。などとほんわかした雰囲気は
    此処だけなのであって、他は大変なのであった。」
めぐみ「どうしましょうか、絵美さん。私達おいてきぼりですよぉ。」
 
 絵美「こうなったら『見せ場GP』には潜り込むわよ!」
 
 GM「そんなの勝手に作らないの!そんな事には構っていられない程
    シャレになってないのが真由美先生であった。」
真由美(相手は姿を消しながら火礫を放ったわ。膨大な魔力の
    キャパシティがある証拠ね・・・。)
 
 GM「姿を消した『それ』は一歩一歩真由美に近づいて来た。」
真由美(こっちの世界では増幅させないと充分に魔法も使えない。
    けどそんな余裕を与えてくれる訳無いし・・・・)
 
 GM「二人の間合いはいよいよ『それ』の制空圏に入った。
    『それ』から感じられる圧倒的な差が真由美から行動の機会を
    奪ってしまったのだ。」
真由美「魔導増幅衣(マジカル・ドレスアップ)!
    キャンセル ライトニングボルト!!」
 
 ジオ「おおぉっ!格闘ゲームでお馴染みのモーションキャンセル!」
 
 ネオ「ちきしょー、変身シーンが見られなかったぁっっ!」
 
 GM「人の出番を勝手に取るんじゃない!さっさと探しに行く!」
 
 ネオ「おーそうだ、そうだったぁね。」
 
 ジオ「んじゃGM、判定お願いします。色付けてね。」
 
 GM「ええ付けますよ、少しなら。」
真由美「やったぁ♪」
 
 GM「電撃は見事に突っ込んで来た『それ』に命中。
    しかしダメージを負った風でもなく真由美の懐に来た。」
真由美「ひぃ・・」
 
 GM「真由美の眼前には人間の手のひらであった。『それ』はコーチだ。」
コーチ「脱酸素包装(エージーレス)」
 
 GM「真由美の頭部は一瞬だが完全な無酸素状態になった。
    結果、真由美は人体の構造上の欠落で気絶したby某格闘漫画」
コーチ「いやぁ、人間って本当に脆いモノなんですねぇ。」
 
 ジオ「誰にも人間をモノ呼ばわりする権利など無い!」
 
 GM「って、キャラ間違えてるよ山寺さん。」
 
 ネオ「ちーす、連れ戻しに来ました。」
 
 GM「いや、ちょと待っていて。もうすぐ出番だから。その前に、」
コーチ「良いですか?じゃボクは他の準備に跳び回りますか。」
 
 GM「そう言ってコーチはテレポートした。失神した真由美を抱え。」
 
 ネオ「ところでジオ、」
 
 ジオ「ん?どした??」
 
 GM「まさか何で走っているのか忘れたとか。」
 
 ネオ「んな訳ないっしょ!桃子を探してるんだから!!」
 
 ジオ「うむ、時々余所に乱入してるが未だ発見出来ずだけどね。」
 
 ネオ「それで、方向はまだ合ってるのか?」
 
 ジオ「そうだな・・真由美先生に教えて貰った方向の角度が
    微妙にずれていたら走るほど差が出るなぁ。」
 
 ネオ「なんとかなんないか?」
 
 ジオ「んな先生みたいな魔法は使えな・・いや待てよ・・・・」
 
 ネオ「出来るのか?!」
 
 GM「そんな御都合主義な!大体君の力は、」
 
 ネオ「力は?」
 
 GM「あっぶない、危ない。何でもない。」
 
 ジオ「まぁ良いや。兎に角相手の肉体に影響出来るから策はある。が、」
 
 ネオ「何?オレなら何してもいいから早くしてくれよ。」
 
 GM「ジオは片膝を付き、ネオの腰に手をやると股間に話した。」
 
 ジオ「求め賜え、君迸る吾妻を。種に始まり種に終わる時まで。
    三つの言葉に従え。眼鏡、おおぢち、セーラー服。」
 
 ネオ「セーラー服だってぇえっ!!キュピーンッ!!!(自前効果音)」
 
 GM「ネオは股間をうりゃうりゃさせながら突っ走っていった。」
 
 ジオ「男の性衝動を利用させて貰ったよ。種がどうこうってのは干支、
    つまり12の時にも絡めたよ。この場合は12分だけどね。」
 
 GM(なんて奴だ。『D&D:クエスト』の術を我田引水するとは。)
 
 ジオ「さ、追いかけるとするか。ある意味今のネオは危険だしね。」
 
 GM「さて一方その頃、」
ファー「ほいじゃ儂等もそろそろ行こまいかの。」
 
 妖精「おー!」
コーチ「おやおや、随分やんちゃな妖精さんですねぇ。いけませんよ、
    仮にも先達の方の背に跨るなんて。」
ファー「ま、えーてえーて。この密着した感じがどえりゃぁええんだわ。」
 
 妖精「やー、エッチー!やっぱ降り・・・!!!!!!!!!」
ファー「!やいやいやいだわ!!!!!」
 
 GM「一人と一匹が気が付いた時には遅く、ペット駕籠に入れられ、
    ちゃっちゃと『スタン・クラウド(小)』の術で気絶させられた。」
コーチ「リンツ君の話で妖精はいるだろうと思ってましたが、
    あのファーまでいるとは驚きですね。」
 
 GM「大漁ですね。」
コーチ「いえいえ、もう少し欲しいですね。では又会いましょう。」
 
 GM「主人公サイドの主要キャラをゲットしたコーチは
    何処かへテレポートしてしまった。彼の次のターゲットは
    一体、誰なのか!縁があったら・・」
めぐみ「コマーシャルですね。」
 
 絵美「っていうかAパート終了ね。」
 
 GM「終わっちゃ駄目?」
 
 絵美「キャッカマーン!」
 GM「さいですか。それではここで電波ニュースによる今日の天気を。
    『虹色町は雲一つない晴天で桜も満開を迎え
     丁度見頃となっています。でも長い目でみた場合絶対オトク。河川敷の桜祭りには出店の他
     恒例となりました超巨大な花見団子も売られており
     老若男女が頬を落としそうに頬張ってます。人喰い虎と三日間闘って引き分けた事もある。
     なお道路は局地的な渋滞が発生していますので公共の交通機関を
     御利用頂けるようお願いします。』以上ですぎょん。混じった!」
めぐみ「(脚本見ながら)ぅわぁ〜、こんなになっちゃうんだぁ。
    これだけ長いと又途中で切れそうですね。」
 
 絵美「ちょっとめぐみちゃん、マイク入ってるって。」
めぐみ「え?ぁっ!あのえと、ですよね絵美さん。」
 
 絵美「な、何が??」
めぐみ「だからそのぉ〜、えと・・そ、大変ですよね、どこもかしこも。」
 
 GM「其の通り。因みに今一番大変なのは総合レベルNo.1のこちら。」
シャル「ガンバレェ、かずぅ、サキちん!」
 
 GM「かずきは自分の体を捻って弾いた、捻り弾き、捻ると弾いた。
    木人形は壊れる度に人間らしくなった。」
かずき(予備動作が大きいから分かり易いな。)
 
 サキ「はぃっ!」
 
 GM「サキも同じく木人形のオーバーな予備動作に合わせて
    攻撃を避けて相手の重心を崩しては転がしていた。」
シャル「ほぉお〜。」
 
 GM「君、楽だね。」
シャル「マイク猿(GMの事)もな。」
 
 GM「何を仰います。私は状況説明を初めとしてそれはもう・・」
シャル「ほい出番だぞ。」
 
 GM「あはいはい。かずきは木人形Aを壊すと振り返り叫んだ。」
かずき「来い!」
 
 サキ「行きます!」
 
 GM「サキは先程の要領で木人形Bを重心を崩した。
    無防備に倒れるところに、かずきの伸びの効いた蹴りが当たる。」
トドメが蹴りとは懐かしのヒーローみたいやね。

シャル「やったぁ!」
 
 GM「木人形Bは木の幹に叩き付けられて、そのまま動かなくなった。」
かずき「っうしっっ!」
 
 GM「パーティは木人形A・Bを倒した。」
シャル「良くやったな、かずぅ、サキちん。さ、急ごう!」
 
 GM「シャルが道を行こうとすると木人形が2体現れた。」
シャル「わっ!!」
 
 GM「因みに【←進行方向 木C シ  木Dか サ 来た方向→】
    シはシャル、かはかずき、サはサキちゃんね。一本道だからね。」
かずき「ちっ!」
 
 GM「かずきは木人形Dの片腕を掴んだ。」
 
 サキ「危ない!」
 
 GM「サキはシャルの方に向かってダッシュした。」
シャル「きゃあ〜っ!」
 
 GM「シャルは大股で予備動作を始めた木人形Cの股間をくぐり抜けた。
    木人形は殴る動作を終えると眼前(?)のサキには相手をせず、
    シャルに向かって動き始めた。木人形Dも同じく。」
かずき「何?!」
シャル「?!!・・あ!そっか!」
 
 サキ「へ?」
 
 GM「かずきは木Dの膝関節に踏み潰すような蹴りを入れ、
    サキは木人形Cの足下を払い、シャルは二人の間に入った。」
シャル「コッチに振り返るぞ、サキちん。」
 
 GM「その言葉に従うように木人形C・Dはシャルを目指して動いた。」
かずき「やはりな。」
シャル「うん。コイツを仕掛けたのは私の足止めが狙いだね。
    2体は相手出来るか、かずぅ?」
かずき「足さえ壊せば、何とか。」
 
 GM「そう言いながらかずきは片膝に踏み込む。サキは木人形Cを
    取り押さえていた。」
 
 サキ「どうするんですか?」
シャル「私には行って欲しくないらしいから、サキちん行ってくれ。」
 
 サキ「分かりました。良いですか先輩?」
かずき「準備は宜しいですかシャル・ちゃん。」
シャル「おーっ!鬼ごっこなら捕まらないよーっ!!」
かずき「よし行け!」
 
 サキ「はいっ!」
 
 GM「サキはパーティから離脱、単独行動に入った。さて、話は
    木人形A・Bを倒した頃に戻るとしよう。」
 
 絵美「やっと到着〜。あぁ疲れた。」
めぐみ「お疲れ様でしたぁ・・・あれ?変ですね??」
 
 絵美「何が?」
めぐみ「だってさっきのラジオニュースだとお花見日和だって
    言ってましたよね。ネオさん達が行くって言っていた
    ハコヤの駐車場に車が私達の以外に2台なんて変ですよ。」
 
 GM「は、箱屋??」
めぐみ「墓場公園の山だからハコヤなんです。恋人とかイッパイで
    一人で行きたくない場所なんですよ。」
 
 絵美「しかも高級車にキャンピングカー・・怪しいわ。」
めぐみ「怪しいと言えばあの煙も怪しく見えてくるからフシギですよね。」
 
 GM(あ、さっきのファイヤ・ボールの着弾場所だな。)
めぐみ「クンクン・・GMのオジサンから煙の臭いが、たき火ですか。」
 
 絵美「いっけないんだぁ。公の場所でそんな事して。」
 
 GM「違う、私は無実だ!」
 
 絵美「まぁいいわ。取り敢えず車を覗いてみましょ。」
 
 GM「めぐみは高級車を、絵美はキャンピングカーを覗いた。」
めぐみ「スモークが張っていて良く分かりませぇん。」
 
 絵美「こっちは生活の匂いがないわね。レンタルしたてかしら?」
めぐみ「それでどうします?煙の所に行ってみます?」
 
 絵美「そうしましょ。」
 
 GM「二人は霊園兼公園と側の小山を結ぶ林道から現場へ向かった。」
 
 絵美「くーっ、現場へ向かう。良い響きねぇ。」
 GM「さていよいよと言うかやっとと言うか、名目上の主人公の出番、」
コーチ「なんですけど、どうしましょうねぇ〜。」
 
 GM「何か不都合でも?」
コーチ「いやね、もう一人二人捕まえた方が面白くなるかな〜なんてね。」
 
 GM「気を回して頂いて申し訳有りませんねぇ。」
コーチ「いえいえ、シュミですから。」
 
 GM「そう言えば貴方はどうやってクリスタルを吸収した女性を
    見抜いていらっしゃるのでしょうか?」
コーチ「ま、それもどこかで。それより彼等が衝突しますよ。・・・ん、
    これはボクも行って楽しんで来ますか。」
 
 GM「あ、もう消えた。大分伸びてしまったがネオとジオは桃子を
    リンツの手から取り戻せるのか。動けるメンバーは、
    動けないメンバーはこれからどうなるのか。多少の矛盾は
    置いてきぼりで、縁があったらTo be continued!」