西尾市茶業組合 EXPO
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概要
  茶業組合の製茶伝習会

 7月16日 雨天 始め午前10時より 出席者人名 高須松太郎 稲垣猶次郎 杉浦安次郎 近藤栄太郎 稲垣音次郎 小野山和三郎 太高今吉 
榎本烈(太郎) 杉田猶次郎 近藤平吉 近藤忠次郎 榊原徳次郎 小の山  稲葉庄(正)松 磯貝円次郎 杉田鶴吉 林(森)喜造 浅井倉吉
13貫目(48.75kg)内 太高2貫目 4貫目杉田 7貫目高須(松太郎)外なり
出席者太高(政吉) 小野山(善太郎) 小林(幸衛) 足立(明道。順道の甥、紅樹院住職。茶業は明治29年4月に廃業。)〆4人
本郡役所農商係榊原(鏡太郎)始め5名 12時に出張せられたり 午後7時より事業終了に付き栗田君に対し送別会を開く(上町杉田寛清蔵。明治41年「製茶伝習雑費帳」)
 杉田鶴吉のメモである。
幡豆郡茶業組合は、明治41年7月に製茶伝習会を開催した。
その2日目の日記である。「杉田鶴吉の活躍」の項の履歴書中でもふれたが、幡豆郡製茶伝習所はこの年に茶業組合長に就任した杉田鶴吉が会長(所長)となり、彼の製茶場を会場として開催した。
伝習生は、ほとんど上町の茶園主であった。農商務省礼によって組織された茶業組合としては末期ではあるが、茶園主が組織の主動力をもち、生葉生産から製茶まで一貫した生産を目指し、その技術の収得に積極的であった。
おそらく茶業組合が開催した最初の伝習会であった。
この製茶伝習会は翌42年にも開催されている。
 7月3日 天気 午前8時始め 生徒数太高今吉 榊原小三郎 杉田増太郎 近藤忠三郎 杉崎 外に小野山利三郎〆6名 
生葉5貫目小野山(利三郎) 2貫目本多(安太郎) 3貫目杉田(鶴吉) 1貫目榊原 2貫目清水(奥次郎) 6貫目太高(政吉)〆19貫目製造
午後4時本郡役所安藤豊治氏 榊原京太郎氏 郡使学右3人午後5時30分 蒸は杉田(鶴吉) 小野山出頭
 7月5日 午前6時始め 生徒は杉田安次郎 杉田直次郎 杉田広吉 榊原文次郎 稲葉作次 稲垣政 
生葉は4貫目稲垣岩太郎 3貫目榊原文次郎 1貫200目(但し600目二つ)稲垣音次郎 600目稲葉作次 1貫目杉田鶴吉 但し製造は松田弥太郎 蒸は杉田鶴吉(同上)

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