HOME>セッティングの小技>輪ゴムで軽々!?
「何すか? その輪ゴムは」と思わず聞いてしまったのがこれです。 ブレーキレバーとグリップの間に装着された輪ゴム。 実はレバーの引きを軽くするためのアイディアだそうです。 三重のお気楽バイクトライアルに参加した時に亀井さんという若者がしていた小技です。 ちなみに挿絵はそれを再現したもので、亀井さんの自転車を撮影したものではありません。 残念… ようするにサスペンションのプリロードのような考え方なんでしょうね。 |
最下部に追記しました |
考 察 |
このアイディアはコストも掛からず、大きな重量増にもならずに成果を上げることができれば調子がいいですね。 しかもこれなら油圧のMAGURAやディスクブレーキでもワイヤーのVブレーキでも活用できそうです。 MAGURAの場合、これまでにも色々なチューンの方法が試されてきましたね。 1)MAGURA純正のチューニングオイルに交換する。 2)安価で低粘度なベニサンオイルに交換する。 3)内部のスプリングを1巻きほど切り落として戻りのテンションを低くする。 などです。 しかし、どれもオイル交換の技術が必要になり初心者の方々には敷居が高い感じがしますよね? 1番の純正オイルに交換なら販売店でも対応してくれそうですが… しかし輪ゴムでは耐久性に問題がありそうです。 毎月1回ほどの輪ゴムの交換も面倒なのでホームセンターで引きバネ(92円)を購入してみました。 初の試みでしたので引きの強さなどを考えずに適当に装着できそうなものを選びました。 |
結 果 |
購入した引きバネをタイラップ(インシュロック)で固定したのがこの挿絵です。 使用してみた結果は… よくわかりませんでした… とほほ。 どうやら購入したバネのテンションが低かったようです。 もしも試してみようかと思った方はもう少し引きの強いバネを用意した方が良さそうです。 とはいえ、あまりに強いバネにしてしまうとブレーキシューがリムに当たりっぱなしになってしまう恐れもあります。 適当なテンションを探るには少し手間が掛かりそうですね。 |
追 記 |
匿名希望の方から掲示板に投稿があり、普通の輪ゴムよりもヘアバンドの方が耐久性に優れていて、テンションも丁度良いそうです。 気になった方は試してみてください。 |