HOME>セッティングの小技>リアのシングル化 リアディレーラーの軽量化も頑張ってはみましたが、わずかに24gでした。 そしてついに「やってはいけない事」に手を出すハメに… それは「リアのシングル化」です。 フロントシングル×リアシングル=1速です。 これで街乗りもそうそうできない自転車になってしまいました。 というか、公式戦ではレギュレーション違反でエントリーできません。 (しないからいいけど…) というわけで、久しぶりに大幅な軽量化を果たすことになりました。 |
量ってみました |
まずは外した部品の合計重量を測定です。 シフター、ワイヤー、アウター、リアディレーラー、カセットコグ5枚です。 これで合計434gです。 当然、挿絵に写ってるアルミの皿は計測値に含まれていません。 また、外したカセットのうち、17Tも交換後にも使用する予定なのでここには含まれていません。 ディレーラーが198gですので、他の部品で236gもあるんですね。 ディレーラーを固定して、これらの部品を外すだけでも意外と軽くなりそうです。 |
さて、今度は取り付ける部品を計測します。 ディレーラーの代わりをはたすテンショナーとカセットを外した後に付けるスペーサーです。 合計134gです。 434g−134g=300g=0.3kg 0.3kgの軽量化って凄いですね。 これまでやってきた10g程度の努力(アルミネジに交換したり、穴を開けたり削ったり)を一気に30箇所の軽量化をしたことになります。 |
組みあがりました。 シフターやワイヤーも無くなり、全体的にスッキリとした感じの自転車になりました。 そしてついに… いろんな軽量化を重ねてきた私(いそし)の自転車は約9kg(20kg用のバネ秤で実測)になりました。 当初の目標は10kgを切る自転車にすることだったのですが、少々エスカレートしてしまったようです。 そして、これにて軽量化は終了です。 これからは壊れた部品を丈夫なものに交換し、最終的には10kg程度の自転車にしたいですね。 |
余 談 |
このグランジのシングルギアアダプターは2種類あり、付属するギアが16Tと18Tが選べるようになっています。 しかし現在、私(いそし)が使用しているギアは17Tです。 しかたがないので付属のギアは使用せずに、これまで使用してきたものをそのまま取り付けました。 あと、ロックリングも付属のものではなくアルミ製のものを使用していましたので、そのまま装着しました。 付属の部品(69g)−使用した部品(37g)=32g こんなものまで量ってしまうようになると、オタクみたいですね… ちなみに、このシングルアダプターはチェーンもBMX用等に交換しなければいけないようですが、面倒でしたので今回は交換しませんでした。 ギアも交換しませんでしたしね… これが原因でチェーンが頻繁に外れる等のトラブルが起きましたらチェーンも交換してみたいと思います。 その他、使用してみて気が付いた事がありましたら追記するかもしれません。 |
追 記 |
このページの公開時期ではルール違反の仕様でしたが、2008年のルール改正により26インチのリアシングルも可能となりました。 現在ではトラックエンドのフレームも発売されており、リアシングルが一般的となっています。 (追記時期 : 2008年10月) |