今年の夏休み、私は18きっぷを使って四国を旅行してきました。
高松〜琴平〜高知〜松山〜高松の順です。(徳島に行っていないので完全ではないですが。)
途中、坪尻という秘境駅に降りたり、18きっぷのポスターで一躍有名になった下灘駅に降りたり、
高知・松山両方の路面電車の前線完全乗車を果たしたりしました。
そして、その後に、念願のサンライズエクスプレスに乗りました。
このページではその旅で、特に感動したところを抜粋して紹介します。
ついに長年の夢が叶いました。今年の夏休み中、「東奔西走列車旅」と銘打って、四国一周・東京鉄道模型イベント旅行をしてきました。
当然、18きっぷを使った鈍行列車の旅です。
まず、新快速などを駆使して岡山まで行きました。そこから四国への『日本一の鉄路』が始まるのです。
その日本一とは、いわずと知れた瀬戸大橋です!そして、ついにマリンライナーが入線してきました。
茶屋町まではごく普通の近郊路線でしたが、本番はここからです。
何個かのトンネルを抜け、ついに鉄橋の上に出ました!ちょうど夕暮れ時に渡ったので、とてもきれいでした。
瀬戸大橋を渡り終え、坂出の高架のデルタ線を左に曲がり、住宅街をすり抜けて、ついに高松に着きました。
マリンライナーの高松側はこんな顔をしていました。ロボット(キャシャーン?)ぽいと言われるのもわかります。
高松に着いた日の夜、駅前の「高松パールホテル」という安いホテルにチェックインしました。
その後、「琴電」こと高松琴平電鉄の高松築港駅を訪ねました。
本来は瓦町という中心街に行って夕飯の買出しをするためだけの利用で終わりのはずでした。しかし、嬉しいハプニングがありました。
ダイヤを調べようと高松築港の駅員さんに質問したところ、とても丁寧に答えてくれた上に時刻表までくれたのです!
しかも、所要時間はJRと変わらないと言うのです。こうなったら次の日に利用しないわけにはいきません。
やっぱりのどかなところは良いな、と心から思いました。
この車両は長尾線の600型で、元名古屋地下鉄東山線の車両です。
右側の写真は、同じ車両の車体ラッピングで、琴電マスコットのことちゃんがお遍路さん姿をしています。
ほんとに四国に来たんだ、と実感させてくれました。
次の日、泊まったホテルから数分歩き、琴電の高松築港駅に行きました。
前日は気付かなかったのですが、その駅は高松城の石垣のすぐ脇にあったのです。
なんか庭園鉄道みたいな雰囲気です。左の写真にお城の櫓が写っています。
右写真の奥の車両は、右側が旧「京王5000系」、左(奥)側が旧「京急700系」という夢のランデブー編成です。
もっとも、600型の「元地下鉄・第三軌条集電方式」という異例の経歴には敵いませんけれど。
乗り込んだのはその名も「こんぴら号」(勝手に命名・こんぴらさんの広告電車)でした。
写真ではわかりませんが、ドアにも赤い丸金マークがあります。
乗り込んでから、20分ほどにある仏生山駅で後ろの2両を切り離し、2両になって40分位で琴電琴平に到着しました。
そして、ちょうど琴電琴平駅の目の前にあった讃岐うどん屋さんで昼食を食べ、大きなほうの荷物を預かってもらいました。
その後、1000段以上の階段を上って金刀比羅宮の本社までたどり着きました。
そこからのパノラマは「最高!」の一言でした。