21.網走湖畔

最後の宿は、「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」に取りました。かなり大規模なホテルで、私の趣味からすると、あちこち少し気取り過ぎかな、というところですが、特に不満があるわけではありません。夕食・朝食ともバイキングのプランだったのですが、「バイキングに美味いもの無し」との先入観を覆すような結構な料理を揃えていましたし、部屋も広くて静かで快適でした。部屋からは網走湖が見えました。


何れも客室の窓から、夕日と朝の景色です。黄色の車の隣のグレーの車が借りていたエクストレイルです。

大浴場は、自家源泉の湯と言いながら、特に特徴のない湯だと思ったのですが、朝入浴した際に貸しきり状態になって、露天やら冷水浴やら好き放題をした子供たちは、この最後のお宿が一番楽しかった、と言っていました。

宿に着く直前に車の燃料計が点滅を始めていたので、車両マニュアルを見て、約10Lから点滅開始、というのを確認しました。それまでの平均燃費が15km/L、最終日は100kmも走るつもりはないですから、無給油のまま女満別空港まで行ってしまうことにしました。

宿を出てから、まず網走湖畔に寄ってみました。

摩周湖でも眩しかったし、知床五湖でも暑かったのですが、
この日はさらに輪を掛けて大変な暑さになりました。

 

 

22.博物館網走監獄〜帰路

前日が朝から大活躍でしたから、最終日は大人しくしよう、ということで、2時半女満別空港発の飛行機までの間は、博物館網走監獄だけで済ますことにしました。ただし、写真は殆どありません。

網走監獄の歴史的意味など、大人には勉強になりましたが、被写体としてそそられるものではありません。

場内はかなり広い上に高低差もあり、そして9月の北海道にあるまじき暑さです。小学生低学年では、動くマネキンを見て喜んだり気持ち悪がったりするより以上のことは難しかったようで、すぐグダグダになって、連れ回すだけになってしまいました。一応一通り見て、早めに切り上げました。

結局、エクストレイルは釧路から行きつ戻りつの約830kmを、思惑通り無給油で女満別空港そばのガソリンスタンドまで走りきりました。その代わり、満タンのガソリン代が7000円を超えていたように記憶しています。

空港で随分ゆっくりしてからのフライトになりましたが、夕方の中部国際空港についたら昼間の網走より涼しいくらいでした。そのまま真っ直ぐ帰宅し、子供たちは翌日の始業式に向けて最終点検をしたのでした。(おしまい)

おうちにカエル

(阿寒湖畔の遊歩道で見つけたカエル、クリックで拡大)

 

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