ゲーム

・天外2の思い出 十二・
♪夏が来れば〜思い出す〜
というわけで唐突にMy best RPG『天外魔境2』の思い出でも語ってみんと欲す。
根の一族の切り札ともいうべき八本目の暗黒ラン!
それを切らんとする怒涛の展開の果てに散っていくモノたち・・・!
さて、どう戦い抜くかな?

ひぐらしじゃないよ?

【吉備:火刃村〜いろは宮】

パーティキャラ
卍丸 カブキ 極楽 絹


 最後だと思っていた七本目の暗黒ランを切ったことにより行けるようになる吉備の火刃村。
・・・火の一族より刀の鍛え方を習い、かつて共に聖剣を作ったという一族の住む村。
ここに八本目の暗黒ランを切るための活路があれば!とばかりに行くと・・・
やっぱり聖剣はもう存在しない
という事実を知らされるだけ・・・orz

 だが、待って欲しい。
聖剣がもう存在しないのならば、
新たな剣を作ればいいじゃないか!
【かんたん!おいしい!聖剣を作るためのレシピ】
以下のものを用意してね!
・つくる人  :卍丸(聖剣を扱える位火の血が濃いので)
・つくる場所 :ない(七つの神殿は全て壊れていると思われるので)
・つくる道具 :火の槌(北にあるいろは宮にある)
・素になる材料:ない(火の一族が鍛えた刀は聖剣以外にないと思われるので)


・・・結局、条件を半分満たしてないじゃん(´・ω・`)
というわけで北にあるいろは宮で(イベントのないボスがいるけど)あっさり火の槌をゲットしつつ、 それ以外の当てが無いので(´・ω・`)気味な卍丸一行。

しかし、場所についてはまだ希望があった!
千年前に『剛天明王』という根の一族最強の男の持つ『竜の勾玉』によって、琵琶湖の水底に沈められた火の都に 『蛇光院』と『大霊院』という二つの神殿が存在していて、その二つの内どちらかでも崩壊をまぬがれていれば!ということらしい。
・・・ん?『剛天明王』?
根の国に行った時に出逢った『名無しの十八番』の父親が教えてくれた長男の名前!?
名無しの人生からヨミから直接名前を与えられた程の戦士になった男『剛天明王』
その剛天明王が火刃村の北にある洞窟の先の地獄城にいるらしい!
目指すは、剛天明王の持つ『竜の勾玉』!それを使って火の都を甦らせること!
というわけで、レッツゴー!地獄城!!

【吉備:黒縄洞窟〜冥府の穴〜地獄城】

パーティキャラ
卍丸 カブキ 極楽 絹

酸や毒の沼ばかりの洞窟を進むと、禍々しい・・・どこか森の守護者の蟲のような外観の城が姿を現す。
これが地獄城!
城に足を踏み入れると、恒例の三博士の歓迎が!
三博士は今まで卍丸達を侮っていたことを侘び、最後の切り札で応えるという。
その切り札こそ、『剛天明王』!
そして、彼を倒せば琵琶湖に沈んだ火の都が甦ると告げながら、一言警告する。
「彼は戦うためだけに生まれた男!!
攻撃力だけならヨミ様の半分は・・・ある」


・・・なん・・・だと!?
剛天明王が神であるヨミの攻撃力の半分もあることに驚くべきか、ヨミが剛天明王の二倍攻撃力があることに驚くべきか、 どちらにしても死闘になることには間違いが無い・・・
そう覚悟して地獄城を進むと、湧き上がる炎の中から威圧感のある黒い影が浮かび上がる!
剛天明王 あ!字の配置間違えた!
『剛天明王』!!
いかにも武人然とした風貌のこの世紀末覇者(声的に)は、純粋に力と力のぶつけ合いを愉しんでいるかのような男である。
六本の腕から繰り出されるヨミの半分の攻撃力による連続攻撃と口からの地獄の業火が強いものの、 鋼鉄城でレベル上げをしていると『根の一族最強の戦士』というほど強くも感じない。
そして、卍丸達によりついに彼の千年に及ぶ戦いだけの人生に幕が下ろされた。
「わしの負けだ・・・。
だが・・・悔いはない。
お前達のような強い戦士と戦って死ぬことができて・・・わしは嬉しい・・・。
根の一族として生を受けて以来、戦いの中に身をさらし心の安まるときはなかった・・・。
これでわしも・・・眠れる・・・
本当に戦いから解放される・・・
わしの戦いは・・・終わったのだ・・・。」


これまでのボスと比べて、正統派の戦士という最期の余韻に浸りつつ『竜の勾玉』ゲット!

・・・すると、突然地獄城が崩れだす!!!
慌てて城を脱出しようとする卍丸の前に、伊賀に帰ったはずの百地三太夫の三女・みこしが現れ、先導してくれる。
しかし、壁から矢が飛び出す仕掛けから卍丸を庇い、その若い命を散らせてしまう!!
み、みこしーっ!!!

そのか細い亡骸を弔う時間もなく先に進むと、今度は次女のまつりが先導してくれるが、 敵の大群がその行く手を阻む!
まつりは応戦するものの、次々に涌いてくる敵に消耗し、ついにその身を炎と化して突破口をこじ開けた!!
ま、まつりーっ!!!

全身を火傷に覆われた亡骸を弔う時間もなく出口まで進むと、今度は長女の花火が殿(しんがり)をつとめて、卍丸達を脱出させてくれる!
しかし、卍丸達が地獄城を出た途端に城の入口は崩れ去り、悲鳴の中、花火は瓦礫に押しつぶされ、その若い命を散らせた。
は、花火ーっ!!!

カブキがその三人の壮絶な最期を目の当たりにし、根の一族への怒りを露にする!!
「卍丸よぉ・・・
女のくせに忍者みてぇな泥臭ぇことをやっててよぉ・・・
楽しいことなんてひとつも知らねぇまま、
なんであいつらは死ななきゃなんねぇんだよ!
教えてくれよ!卍丸!!
俺は・・・俺はあいつらのために何がしてやれる?
絶対に・・・・・・
絶対に!俺は根の一族を許さねぇぞ!!!! 」

(でも特にパワーアップイベントはなかったぜ!)
ちなみにこんな悲劇のイベントにも関わらず、 まつりが亡くなる時の顔グラフィックのはだけた胸部分が気になる人がいたら・・・同志と呼ばせてもらおう!(ヲイ)
ともかくカブキのいうように、もうこんな戦いは終わらせなくてはならない!
だが、デウス・エクス・マキナ(物語進行上の絶対神)はまだ血を飲み足りないと見える!
(ロイエンタールっぽく)

・・・次回、甦る火の都、そして!
・・・つづく



・・・何か最終回前にバンバン人が死ぬ昔のアニメみたいだね。
物語進行上、盛り上げるためによう使われる手やからな。
天外がアニメ的手法を取り入れとるさかい、避けられん展開っちゅうやっちゃ。
これで最終回に生き返ったりしたら、まんま昔のアニメだよね。
(のーこめんと)
え?

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