ゲーム

・天外2の思い出 十一・
♪夏が来れば〜思い出す〜
というわけで唐突にMy best RPG『天外魔境2』の思い出でも語ってみんと欲す。
何度も繰り返す夏・・・orz
ついに七本目の暗黒ランを!?
卍丸達の旅についに終止符が打たれる!?

暗黒ラン

【長門:秋吉洞】

パーティキャラ
卍丸 カブキ 極楽 絹


 絹も戻り、七本目の聖剣も手に入ったので、後は秋吉洞の奥にある最後の暗黒ランを切るだけ!
ただしその秋吉洞は入り組んだ構造な上に脱出用の術も使えない。
というわけで、長い長い趣味の洞窟探検のハジマリハジマリ〜。
途中、カブキの最強の体防具・紫龍甲を手に入れたりしつつ、 台詞のないボス二体を倒すと、その先には最後の暗黒ランが!
七本目の、最後の聖剣を手に、七本目の、最後の暗黒ランに飛び掛る卍丸!
ここで最初の暗黒ラン伐採以来のアニメーションが表示される!
「我が道に敵、なーし!!」
ズバシャァッ!!!!

ここでなんと!
最後の暗黒ランを切った余韻に浸っている卍丸の下にあの三博士達も祝辞を述べにやってきてくれる。
「おめでとう、卍丸君!!
暗黒ランを切る最後の晴れ姿をしっかり目に焼きつけたよ。
君たちの活躍は決して忘れない!!
わしらがちゃんと地上の人々に伝えるから心配しないでくれ。
間もなくこの秋芳洞の出口は全てふさがる。
術も全て封じておいたよ?
もう会うこともないじゃろうから、最後にわしたちの願いを一つだけ聞いてくれ。
できるなら最後の最後まで諦めないで、足掻きながら死んでいってくれい。
さようなら、卍丸君!!
いい思い出をありがとうーーーーーーーーー!! 」


なんですと!?
となぜか暗黒ラン全てを封印された割りに余裕な三博士が去っていく背中を見ながら思っていると、階上で激しく何かが崩れる音がする。
上の階に戻って元来た道を辿ると、ところどころ通路が崩れた岩で塞がっている。
暗黒ランを切ったために雑魚敵が出現しないのだけが救いだが、 これは全滅→復帰ポイントに帰還を防ぐための処理の気がしないでもない。
世界に平和が戻ったのに主人公生き埋めとかカッコつかないので、何とか必死に出口を探す卍丸達。
何度目かの落石でできた壁に突き当たり、また別の道を・・・と思っていると、
壁の向こうから百地三太夫の長女・花火の声がする!
そして、花火は持っている火筒で卍丸ごと壁を粉砕すると、卍丸達の無事を喜ぶ(卍丸は火筒で真っ黒こげだが)。
三太夫たちは卍丸が暗黒ランを全て切ったことで平和が戻ったので、伊賀の国に帰るといい、 卍丸達に『国に帰るんだな、お前にも家族はいるだろう?』する時には伊賀に立ち寄るように言い残し、去っていく。
・・・そうか、全て終わったんだな、と秋吉洞から出ると・・・

全速力で飛んでくる鋼鉄城!

そして、その中からいつも以上に血相を変えたホテイ丸が飛び出してきて、こうまくし立てた!
「オー!!エブリボデー!!
ビッグ!!ビガー!!ビゲスト!!アクシデント、起こったネ!!
ジーザス!!ガッデム!!サノバビッチ!!
暗黒ラン、七本じゃナカッタヨ!!
京都に八本目の暗黒ラン咲きました、デース!!
今度のベリージャイアント!!
オーマイゴッド!!
京都の都イン血の海!!血の海!!血の海!!デース!!
トットと京都にハリーアップ!!
ミナサン鋼鉄城乗ッテクダサイ!!
レッツゴーKYOTO!!!!」


急転直下の展開にホテイ丸の言われるがままに鋼鉄城に乗り、京に瞬間移動する卍丸一行!
そして、ここで恒例の三博士によるヨミへの報告会に場面がうつる。
「ヨミ様!!
卍丸は途方にくれておりますぞ!
なにしろ八本目の暗黒ランを切ろうにも
もはや聖剣は・・・ない!!
聖剣を作る材料となる剣も・・・
道具も・・・
場所も・・・
奴らには、ない!!

大丈夫でございます!!
吉備の火刃村をたとえ見つけても奴らには何も出来ませぬわ」


今なんかさりげなくネタバレしていたような気がするが、それよりも京は!京はどうなったの!?
と京の上空に転移した鋼鉄城の下に展開されていたのは・・・
紛う形なき血の海
一体どれだけの人が血を流せば、京都の全区画が血で染まるほどになるのだろうか?
そして、それまでタイクーンの花の御所があった場所に巨大な黒い暗黒ランが太く逞しい蔦を激しく動かしそびえ立っていた。
唯一暗黒ランが咲かない国として寺社仏閣に守護されていると豪語し、 他国を見下していた京の民の末路がコレとは皮肉である。
そういえば、正月に京で初夢を見るイベントで、
『ヤマタノオロチを退治するスサノオの夢。七本目の首を切ったところで目が覚めた』
『京が真っ赤に染まる、日の出らしき夢』
という初夢を見た住人がいたが、まさかアレが正夢だったとは。
そう、のちに分かることだが、実は暗黒ランの正体は根の国、つまり出雲の伝承にその名を残す『八岐大蛇(ヤマタノオロチ)』だったのだ!
なんにしても認識しなくてはならない事実がある。それは・・・
『聖剣七本に対して、暗黒ランは八本
・・・やっぱり一本足りない』

ということなのだ。
そういえば出雲の根の国にあった暗黒ラン模様のタイルが実は八枚あったことを思い出した。
根の一族は千年前の戦いで全てを出し尽くし負けたわけではなかったのだ!
千年前に八本目の暗黒ランを出したとしても、八本目の聖剣が作られ封印されただけだろう。
しかし、今回は三博士の言う様に千年前と違い、聖剣を作る材料の剣、道具、場所がないのだ。
まさに切り札は最後までとっておく・・・『大富豪』でいうところのジョーカーあがりOKルールでのジョーカーみたいなものだ。
このどうみても詰んだ状況を打破する一縷の望みをかけて、卍丸達は三博士のネタバレにあった(一応、ちゃんと吉備にある刀匠ばかりの長船村で伏線はあるけど) 火刃村を訪ねることに・・・。

・・・次回、根の一族最強の戦士との死闘!
・・・つづく



互いに七本しかないと思わせて、っていうのは巧妙だね!
つまりどうあがいても勝ち札のない戦いだったってこと!?
最終的に暗黒ランが一本でもあれば、時間かかるけんどヨミが復活して根の一族勝利!やからな。
九回までに一点でも勝っとれば、大魔神で締め!みたいなもんやな。
大魔神・・・懐かしい響きだね。
ヲイヲイ・・・
横浜は1998優勝やから、本来にゃらあんさん生まれてすぐ位やで?
言葉のアヤってヤツよ。

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