点数計算1・点数計算2での符を元に、符計算の点数計算をして行きます。
点数計算をして行く上で、点数表(←別のウィンドウで開きます)を組合せて計算をしますので、
点数表を参照しながら、点数を出して行きます。
実際の点数は、「符の合計と役の翻数の合計=点数」になります。
それでは、いくつかの例を元に点数計算をして行きましょう。
「例題を元に点数計算をして、点数を出して見ましょう。」
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1.点数計算1にあった例題の断幺九の1翻をアガった時の点数を計算して出してみます。
ロン
まずは、符計算して、20符(基本点)+10符(門前ロンアガリ)+4符(暗刻)=34符 → 40符
符計算をして合計40符となりましたので、今度はアガった役(翻)を計算します。
アガった役は、断幺九の1翻だけなので、次に符の合計とその翻数を加えて表します。
表してみると、40符1翻となります。(これが「符の合計と役の翻数の合計」になります)
次に、点数表のところに行って、点数表の子のアガリの40符1翻のところを見てください。
点数表の子のアガリの40符1翻のところを見ると、1,300(400・700)となっていまので、
アガった時の「子か親か」と「ロンアガリかツモアガリか」を確認して、点数表の項目を見て、
アガった時と符翻の合計を点数表の項目と照合して、結果がアガった手牌の点数になります。
ロンアガリなので、子=1,300点 親=2,000点となります。(これが「点数」になります)
ですので、実際の点数は、40符1翻=子・1,300点、親・2,000点となります。
2.断幺九・ドラ2、子
ロン
20符(基本点)+4符(暗刻)+2符(明刻)=26符 → 30符
断幺九とドラ2=3翻
30符3翻、子のロンアガリ=3,900
3.東・中、子
ツモ
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20符(基本点)+4符(暗刻)+4符(明刻)+4符(明刻)+2符(ツモ)=34符 → 40符
東と中=2翻
40符2翻、子のツモアガリ=700(子1人分)・1,300(親)
4.リーチ・ツモ・ドラ1、親
ツモ
20符(基本点)+4符(暗刻)+32符(暗槓)+2符(カンチャン)+2符(ツモ)=60符 → 60符
リーチとツモとドラ1=3翻
60符3翻、親のツモアガリ=3,900(子1人分)
「満貫以上の点数」
満貫以上の時は、符の合計に関係なく、翻数でハネ満・倍満などになります。
1.リーチ・平和・断幺九・ドラ2、子
ロン
リーチ+平和+断幺九+ドラ2=5翻
5翻=満貫
5翻(満貫)、子のロンアガリ=8,000
2.リーチ・混一色・白・ドラ1、親
ロン
リーチ+混一色+白+ドラ1=6翻
6翻=ハネ満
6翻(ハネ満)、親のロンアガリ=18,000
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「ツモ平和と七対子」
1.ツモ平和の場合は、平和はツモ符が付きませんので、基本点の20符だけになります。
ツモ
20符2翻(ツモ・平和)、子=400(子1人分)・700(親) 親=700(子1人分)
2.七対子の時も、平和と同様にツモ符が付きませんし、25符2翻で計算をします。
ロン
25符2翻(七対子)、子のロンアガリ=1,600 親のロンアガリ=2,400
実際の計算手順としては、満貫以上だと符の合計に関係なく翻数で点数が
決まるので、先に翻数を計算してから、満貫未満の時は符の計算をした方が
効率が良いと思います。
役の翻数を計算→満貫以上なら翻数で点数が出る。
役の翻数を計算→満貫未満なら符の計算をする→点数を出す。
「翻数を数える場合、基本のパターンを覚えておいて、それを応用すると早く数えられます。」
1.リーチ・断幺九・平和・ツモ・三色
ツモアガリ
この手は、6翻のハネ満になります。
これを基本として覚えておけば、ロンアガリならツモがなくなり5翻の満貫、
ドラが1つ増えても7翻のハネ満とすぐに数えられます。
2.リーチ・ツモ・七対子・ドラ2
ツモアガリ
この手も6翻のハネ満になります。
「符の計算をして点数を出す場合、役や面子の数によってはすぐに出てくるのがあります。」
1.平和のツモアガリは20符、ロンアガリなら30符になります。
ツモアガリ=20符、ロンアガリ=30符
2.七対子のツモアガリ・ロンアガリは25符になります。
ツモアガリ・ロンアガリ=25符
3.平和・七対子以外の役で順子だけだと、ツモアガリは30符、ロンアガリなら40符になります。
ツモアガリ=30符、ロンアガリ=40符
4.中張牌の暗刻が1つのツモアガリは30符、ロンアガリなら40符になります。
ツモアガリ=30符、ロンアガリ=40符
5.中張牌の暗槓が1つのツモアガリは40符、ロンアガリなら50符になります。
ツモアガリ=40符、ロンアガリ=50符
6.幺九牌の暗槓が1つのツモアガリは60符、ロンアガリなら70符になります。
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参考までに計算式での点数計算の仕方を記載しておきます。
計算式
子=符×(翻数×2)×(2×2:場ゾロ)×4
親=符×(翻数×2)×(2×2:場ゾロ)×6
30符2翻、子でロンアガリした時の計算をしてみます。
30×(2×2)×2×2×4=1,920
10の位を切り上げますので、2,000になります。
50符3翻、親でツモアガリした時。
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50×(2×2×2)×2×2×6=9,600
親のツモアガリですので、9,600÷3(子の人数)=3,200(子1人分)になります。
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