拓のプロフィール 13 |
もうすぐ卒業 12年なんて、あっという間でした。 他の子の学校と違い、私が、通った学校でもありました。 多くのお世話になった先生や、お母さん達とも出会え、 園芸クラブにては、私は、楽しい一時を過ごす事が出来ました。 東京ディズニーランドへも、中学の修学旅行の付き添いで、私は、初めて行きました。 昨年、高等部の修学旅行でも、倉敷や、大三島に付いて行くことが、出来ました。 社会見学にて、多くの障害者の施設の見学もさせていただき、 子供の体育大会・文化祭を共に楽しむ事もできました。 自分のことばかり書きましたが、拓にも、沢山のお友達が出来、 12年間、ず〜と、ず〜と、いっしょで、トイレに行くのもいっしょと言う、 切っても切れないくらいの関係が、出来上がっていました。 子供達をひたすら愛してくれる先生方に囲まれて、幸せな養護学校生活を過ごしました。 でも、後、少し・・・ 3月6日で、お別れです。 |
後書き このところの拓は、ずっと元気です。 家においては、キッチンが好きで、よく食器を洗ってくれます。 と、言っても、クレンザーを塗りたくって、上手にふせてあるものだから、 私が、食器をふこうと、手にとって、ビックリするというのが、しょっちゅうです。 料理の仕度のアシスタントもつとめてくれます。 まな板を私が、出すと、包丁が、出てくるので、少しドッキリです。 フライパンを出すと、隣から、フライ返しを持って来てくれます。 多少の状況判断は、出来ますが、耳がほとんど聞こえないため、言葉は、ありませんし、 手振り、身振りでないと、話は、ほとんど通じません。 お風呂が大好きで、特に、兄ちゃんと入るのが、とっても好きです。 二つ上の兄ちゃんは、風呂の中で、ボール遊びしてくれるからです。 昨年から、育(弟)も、交代で、風呂に入れてくれるようになりましたが、 拓は、自分が兄と言うプライドがあるのか、ないのか、育の言う事は、少しもききません。 悪循環で、育が、怒ってしまうので、益々です。 とにかく、兄ちゃんの言う事は、私より、よくききます。 真夜中しか帰ってこないお父さんは、朝しか顔を会わせられません。 帰ってくると、「拓、寝ちゃった?」「今ごろまで起きているわけないでしょ。」 という会話を18年も繰り返しているのです。 拓は、朝、スクールバスに乗るためには、7:10に、家を出ます。 ちょうど、お父さんの会社と同じ方向なので、少し早めに出勤してもらい、バス停まで送ってもらいます。 これが、唯一、お父さんと、拓とのふれあいの時間なのです。 この後のことは、「タクタク日記」に、書いて行こうと思っております。 長々と、読んでくださった皆様には、心から、お礼申し上げます。 |
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