My義足3号

坐骨収納型(IRC)+2層式(ISNY)+MAS技術応用ソケット

※ 写真はクリックで拡大します

■ ソケットの今回の大きな改良点はMASソケットの技術を
一部取り入れた点です。

一部と言う表現は分かりにくいですが
これは上の写真の右端を見ていただくとお尻のところが
深くえぐりが入っているのがお分かりいただけると思います。

このえぐりは、座った特にソケットの下からの突き上げ感を
和らげ、若干ではありますが股関節の可動域が
広がります。

本来のMASソケットはお尻側だけでなく
前面の端部も下げるので
もっと、股関節の自由度は高くなるようですが
義肢装具士さんのアドバイスで前面まで下げると
安定感がなくなるとの事でお尻側だけの
採用となりました。

結果として、一般的な坐骨収納型ソケットと比べて
ソケットを装着しているという精神的圧迫感が
多少和らぐように思います。

ただし、しいて欠点を上げるとすると
履く時の方向を間違えると荷重のかかり方が変わって
痛みに繋がるので注意が必要です。