点訳サークルモビール
お役立ち情報
パソコン点訳
  1. Win-BES99
  2. Win-BES99以外の点訳ソフト
  3. Win-BES99を64ビットのWindows8.1で利用できるようにする
  4. Win-BES99をWindows XP以降のパソコンで利用するには
  5. Win-BES99でProTALKERが機能しないときは
  6. Win-BES99で作ったファイルをXP以降のパソコンで点字印刷するには
  7. Win-BES 99を手に入れるには
  8. Win-BES99のフルキー入力
  9. 漢字の点図の作り方
  10. タッチパッドを無効にする
  11. Tエディタのフルキー入力
  12. 点字表記検索システム
  13. 点字プリンターESA721 Ver'95の設定
  14. 点図印刷ソフトABE−NOを使って点字印刷する
  15. 点訳辞書ソフトWINBDIC
  16. BES、EDLファイル合成ソフト
  17. 点訳データのダウンロードについて
テキスト作成
  1. OCRにかけてテキストデータを作成するときに認識精度が悪くなる
  2. WindowsXPのメモ帳で作成したテキストがWindows95のメモ帳で開かない
  3. メモ帳の保存時にメモリ不足というエラー表示がでる
  4. NVDA(スクリーンリーダ)
  5. NVDAで初期設定で読み上げない記号を読み上げさせるには
  6. NVDAを使ってクリップボードを読み上げさせるには

iPhoneをつかう

  1. iOS8の6点点字入力
  2. iPhoneと点字ディスプレイを繋ぐ
  3. Braille Talk iPhoneやiPadで点字データを読み上げるアプリ
  4. キーパッドRivo iPhoneや iPadの入力をサポートする
  5. 聴くWeb Webページの読み上げアプリ
  6. 音声地図
  7. 拡大鏡アプリ
  8. 視覚障害者向け画像認識カメラ
  9. DAISYを再生させるアプリ
読み方調べ
  1. 音訳の部屋
  2. 家具&木工辞典
  3. 研究の道具箱のふた(韓国・北朝鮮の市郡名)
  4. サピエ 図書製作支援
  5. 私立PDD図書館
  6. 鍼灸・医学用語の点訳音訳辞書システムweb版
  7. 人名漢字辞典―読み方検索
  8. 人名録
  9. 全国名前辞典
  10. 全国の苗字
  11. 日国友の会
  12. 変更前の町村名の読みを調べる 郵便の廃止番号検索
  13. 名字由来net
  14. 郵便番号検索くん
WEBサイト
  1. 早耳ネット (MP3で音のボランティア)
  2. 青空文庫を朗読
  3. 音声読み上げ機能を搭載している家電製品などを紹介するサイト
  4. 視覚障害者用ソフトウェアお試し版、デモ版ダウンロードリンク
  5. 庄野アナと新聞を音読してみよう
  6. 点訳データを直接ダウンロードできるサイト
  7. バリアフリーパソコンサポート
  8. わくわく用具ショップ(視覚障害用品の購入)
その他
  1. NVDA以外のスクリーンリーダー
  2. 「Windows 10」のシステムフォントを見やすくする
  3. アンドロイドスマホ用拡大鏡アプリ
  4. 身近にある点字表記のあるもの

拡大鏡アプリ(Androidスマホ)
倍率を自由に上げられない拡大鏡やルーペと違い、スマホアプリなのでスマホのカメラ機能を利用してオートフォーカスで拡大してくれます。スマホにはいろいろな拡大鏡アプリがあるので自分に合ったものを見つけてください。以下のものはすべて無料ですが、広告が表示されます。
拡大鏡 App2u
拡大鏡 & 顕微鏡
拡大鏡 melon soft
拡大鏡 Alonesoft
拡大鏡 + フラッシュライト (虫メガネ) RV AppStudios
老眼鏡 - 拡大鏡 - 視力補助ズーム

Braille Talk (iPhoneやiPadで点字データを読み上げてくれるアプリ)
zipやexeに圧縮された点字ファイルをサファリを使ってダウンロードしたり,Dropboxに保存して用いる。最初のアプリのダウンロードは無料だが,機能制限があるので,体験版として使い勝手を見るもののようだ。音声は英語と日本語,それぞれ,男声・女声がある。有料版はアプリ内で「本棚」の一番下の「フルバージョン」をタップすると購入できる。価格は8500円(2022/8/27)。詳しい使い方などはニュー・ブレイル・システムのホームページにある。

「Windows 10」のシステムフォントを見やすくする
Windows10のシステムフォント(メニューバーやファイル名などのフォント)が見づらいと思ったことはありませんか。コントロールパネルの「デスクトップのカスタマイズ」の「フォント」の中の「ClearTypeテキストの調整」で「ClearTypeテキストの編集」から見やすくできます。「ClearTypeを有効にする」にチェックを入れて、見やすいものを選んで調整してください。フォントサイズはデスクトップの何もないところで右クリックして「ディスプレイ設定」を選び、「拡大縮小とレイアウト」で変更できます。カスタム設定がありますが、お勧めしません。何が起こっても自己責任で。
画面を設定するアプリをインストールするとフォントやフォントサイズを変えられます。フォントを変えると動かなくなるソフトもあるそうなので、その場合は元に戻すことができるようになっているようです。
 → Windows10 フォントが汚いので一発変更!
      Windwos10のシステムフォントをXPや7にのシステムフォントにできる
 → Meiryo UIも大っきらい!! 
      フォントの種類やフォントサイズを選ぶことができる

聴くWeb
Webページを読み上げてくれるiPhoneやiPod touchのアプリ。無料。

庄野アナと新聞を音読してみよう
中日新聞の投稿欄「くらしの作文」をウェブ上で聞くことができます。
東海テレビのウェブサイトに「庄野アナと新聞を音読してみよう」というページがあり、そこで「音読の再生」の下のスタートボタンをクリックすると、庄野アナがその下に掲載されているくらしの作文を読み上げてくれます。「くらしの作文過去の朗読」のボタンをクリックすると過去1か月分のくらしの作文も聞くことができます。 
タッチパッドを無効にする
点訳のときは結構長時間キーボードを使って作業します。タッチパッドが有効になっていると指が触れてカーソルが意図せず移動したりしてやっかいです。タッチパッドを無効にできないパソコンもあるそうですが、それができるパソコンの場合はコントロールパネルから無効にすることができます。
Windows7
 1. デスクトップ上の何もないところで右クリックしてメニューの中から「個人設定」をクリック。
 2. 左上のメニューから「マウスポインターの変更」をクリック。
 3. 一番右のタブ、LenovoのパソコンではELANまたはUltraNavと書かれていますが、これをクリック。ほかのメーカーでは名前が変わります。
 4. ELAN → 「外部USBマウスが挿入されているときは無効にする」にチェックをいれる。
 5. UltraNav → 「タッチパッドを使用する」からチェックを外す。

他のメーカーのパソコンについてはわかりませんが、このタブの中でタッチパッドを有効にするか無効にするか切り替えができるものがあるようです。

Windows10
「設定」から「デバイス」を選択、左のメニューから「タッチパッド」を選んでクリック、タッチパッドをオフにします。

拡大鏡アプリ
iPhoneの拡大鏡アプリはいくつかありますが、お勧めはこの「明るく大きく」というアプリです。単なる拡大鏡ではなく暗いところでも使えるライト付ルーペのような使い方ができます。使い方も簡単でアイコンをタップするだけでライトをつけたり文字を白黒反転させたりすることができ、文字の大きさや画面の明るさを調節することもできます。このアプリは無料です。

音声地図
ギリシャ神話のミノス王の娘で迷宮から脱出する道を教えたアリアドネの名前をもつアプリ。イタリア・ボローニャの視覚障害者センターのエンジニアが開発し、アップルのティム・クックCEOが絶賛したという。現在地の住所を読み上げてくれるだけでなく、あらかじめセットされた目的地までの距離と方向を定期的に音声で通知してくれる。詳細は下のリンクから確認してください。価格は500円。スクリーンショットは英語だが日本語にも対応している。
 → Ariadne GPS
 → マニュアル

iPhoneでDAISYを再生させるアプリ
価格は3,200円。iOS13以降対応。詳細はAppStoreのダウンロードページを読んでください。
 → ボイスオブデイジー 5
視覚障害者向け画像認識カメラアプリ
識別したい対象にカメラを向け、画面を2回タップして写真をとるとそれが何か読み上げてくれる無料のアプリ。あらかじめVoice Overを有効にしておきます。
 → TapTapSee

iOS8の6点点字入力
iOS8に6点点字入力の機能が追加されました。設定は次のとおり、VoiceOverをONにした状態で利用できるようです。
 設定 → 一般 → アクセシビリティ → Voice Over → ローター → 点字画面入力
詳しくは下のリンクが参考になります。
 → iPhone、iPad、iPod touch で点字を直接入力する

iPhoneと点字ディスプレイを繋ぐ
点字ディスプレイに接続してiPhoneの画面を点字で確認したり、点字入力できるようです。九曜さんのホームページの中でiPhoneと点字ディスプレイの接続・設定・操作について詳しく説明されています。
 → iPhoneと点字ディスプレイを繋いでみる(iOS6編)
 → iOS対応ブライユ点字ディスプレイ

iPhoneや iPadの入力をサポートする
視覚障害者や高齢者などタッチパネルでの入力が困難な方のための機器。名刺大の大きさで、重さは35g。iPhoneや iPadに搭載されている「ボイスオーバー」という機能を利用すれば音声で機能をガイドしてくれます。価格は13,000円(税別)。画像と詳細は日本テレソフトのホームページをご覧ください。
 → キーパッドRiVO
点字表記検索システム
全視情協の点訳ナビゲーター( 点訳者のための点字表記検索システム)が2015年2月6日公開されました。
「一般」「医療」「古語」「方言」とジャンル分けされており、検索窓に切れつづきに迷った言葉を入力して検索すると答えが検索結果として窓の下に出ます。
 → 点訳ナビゲーター

BES、EDLファイル合成ソフト 
点図作成ソフトのエーデルで作った図や絵をBESのファイルに追加することができます。Win-BESにも点図作成機能はありますが使い勝手はエーデルのほうが遥かに使いやすいです。
 → ベスニエ
NVDA (スクリーンリーダ) 
XP SP3、Vista、7、8、8.1、10に対応した無料でオープンソースのWindows用スクリーン・リーダー です。メモリ256MB 以上、CPU1GHz以上、120MBの空き容量が必要。NVDA日本語化プロジェクトからダウンロードできます。Microsoft Speech PlatformとMS HarukaをインストールするとNVDAに内蔵されたJTalk より聞きやすいです。パソコンサポート「まほろば」さんのホームページで詳しく説明されていて参考になります。また、「まほろば」さんから(HARUKA辞書)をインストールすると読み上げ精度がよくなります。
 → NVDA日本語版ダウンロード
 → NVDA日本語版の説明

Microsoft Speech PlatformはSAPI5の後継で、これと言語エンジンMS Harukaをダウンロードすると7やVistaのパソコンに日本語をしゃべらせることができます。フリーのスクリーンリーダーNVDAなどで利用でき、NVDAに内蔵された音声エンジンJTalk より聞きやすいです。まほろばさんのホームページに詳しいインストール方法が書かれています。
→ パソコンサポートまほろば(Microsoft Speech Platformの簡単インストーラー)

 NVDAで初期設定で読み上げない記号を読み上げさせる
@ タスクバーのNVDAのアイコンをクリックします。
A メニューの中の「設定」から「音声設定」をクリックします。
B 「句読点/記号レベル」で 「すべて読み上げ」を選択して「OK」をクリックします。

それで読み上げられない場合は
@ 「設定」から「句読点/記号読み辞書」をクリックします。
A 「記号一覧」の中から読みあげをしない記号を選択します。
B 記号を探すときは「追加」ボタンを押して「記号の追加」で記号を入力して「OK」をクリックするとその記号の場所に移動します。
C その下の「読み方変更」で「読み方」を入力(そのままの読みでよければそのままで)、「最低読み上げレベル」で「文字」以外を選択、「音声エンジンに記号を送る」では「送らない」を選択して「OK」をクリックします。
D 「記号一覧」 になければ追加ボタンを押して追加します。

 NVDAを使ってクリップボードを読み上げさせる
文書をコピーしてクリップボードに送り、NVDAキー+Shiftキー+Sで読み上げさせられます。

NVDA以外のスクリーンリーダー 
スクリーンリーダーとはパソコンの画面を読み上げるソフトのことです。フリーのものから10万円以上するものまでありますが、ここでは個人で比較的手に入れやすいものをご紹介します。
(1) PC-Talker Neo Plus
対応OSはWindows10(32ビット・64ビット)、11(64ビット)。タブレットPCでタッチ点字入力を利用する場合は、10点マルチタッチに対応したタッチパネルが必要です。機能、価格などの詳細はPC-Talker のホームページでご確認ください。無料の体験版を60日間試すことができますが、大容量のため、ダウンロード配布ではなく無料のCD郵送サービスとなっています。
 → ワクチンソフト導入の際の不具合について 
(2) MmTalker2 (試用版)
XP、Vista、7、8、10対応。音声エンジンは別途SAPI4または5、Microsoft Speech Platformのインストールが必要。
(3) Catwalk
XP、Vista、7対応。32ビット版と64ビット版がある。セーフモードの音声化が可能。XPのログオン画面を読み上げる。他のスクリーンリーダーとの併用が可能。ライセンスは新規3年間12,600円、更新3年間6,300円。
(4) HearIt 
Windows 98、Me対応。ウィンドウの読み上げだけでなくWORDやEXCELの文書やホームページも読み上げてくれるフリーのスクリーンリーダーです。有償のスクリーンリーダーは英語を英語読みとスペル読みの2種類の読み方で読んでくれますが、フリーのスクリーンリーダーで英語のスペル読みをしてくれるソフトはこのHearItだけだと思います。詳しい動作環境などはVectorでご確認下さい。

Win-BES99
Windowsパソコンのフリーの点訳ソフトとして普及していますが、2003年11月28日にIBMからのダウンロードが終了になりました。動作環境はWindows95、98。メモリ32MB 以上、インストールのために20MB以上の空容量が必要。Windows VistaはもちろんXPや2000にも対応していませんがXPと同様の方法でVistaや7にインストールすることができるようです。私用やサークルのパソコンで確認した限りでは2000、XP、7(32bit、64bitともに)、8.1(32bit)にインストールできました。

 Win-BES99をWindows XP、Vista、7のパソコンで利用するには・・・ 
Win-BES99はXP以降のOSに対応していないのでソフトのインストール時にフォントが自動的にインストールされず、文字化けしたような画面しか出ません。しかし、Win‐BESのはいっているWindows98またはMeのパソコンの中から点字フォントのみをコピーしてXP、Vista、7、8のパソコンのフォントフォルダに上書きすると利用できるようです。
(1) 98またはMeのパソコンから点字フォントをコピーして利用する
 〔98またはMeのパソコン〕 スタートメニュー → コントロールパネル → フォント → 点字フォントを4つコピー(Bmdbraill.fon、Bmnbraill.fon、Ttdbraill.ttf、Ttnbraill.TTF) → USBメモリーに入れる
 〔XP、Vista、7、8のパソコン〕 スタートメニュー → コントロールパネル → フォント → USBメモリーからコピーしたフォントを4つともこの中に入れて上書きする
(2) Win-Bes99用のフォント自動セット支援を利用する
Windows2000以降のパソコンでWin-BES99のフォントがインストールされないときに、これをインストールするとWin-BESが利用できるようになります。
「自作点字関連プログラムの物置」というサイトでダウンロードできます。
 → Win-Bes99用のフォント自動セット支援

 Win-BES99を64ビットのWindows8.1で利用できるようにするには・・・
Win-BES99は、64ビットのWindows8.1に簡単にインストールできない場合があるようです。Windowsの互換性機能を使ってインストールしてみてください。下のリンクの相川哲弥氏のブログが参考になります。Win-BES99のインストールファイルの中のDISK1のSETUP.EXEの上で右クリックし、メニューの中から「互換性のトラブルシューティング」を選んでもできます。それ以降は相川氏のブログの手順12以降と同じです。点字フォントはXPのときと同じくコピーしてコントロールパネルの中のフォントフォルダに入れてください。
 → 古いプログラムを64ビットWindows8。1にインストールした報告。例。点訳Win−BES99

 Win-BES99で作ったファイルをXP以降のパソコンで点字印刷するには・・・
Win-BES99はXP以降のOSに対応していないので、XP以降のパソコンでは点字印刷できません(プリンターが動かないか動いても行抜けなどするらしいです)が、有料の後継ソフト・点字編集システムを使用するか、フリーの点字印刷専用のソフトを使うと印刷することができます。墨点字印刷は問題なくできます。
 → ABE_NO
     対応するOSはWindows 95から10まで。
     利用できる点字プリンターはJTRのESA721 Ver'95、New ESA721、レンテックのTEN-100。
     印刷できるファイル形式はEDL、EBK、hEBK、BSE、BES、NAB。
 → Bプリント
     対応するOSはWindows 98から8まで。
     利用できる点字プリンターはTEN−100、TEN−10、New ESA721、ESA721、NABCC対応機
     印刷できるファイル形式はBSE、BES、NAB、EDL

 Win-BES 99を手に入れるには・・・
現在、 Win-BES 99の無料提供は終わっていますが、手に入れる方法はあります。
インターネットアーカイブというサイトを利用します。

インターネットアーカイブとは
世界中のウェブページを大量に保存しているサイト。今はないページも当時のアドレスさえわかれば、過去にさかのぼってみることができ、ソフトもダウンロードできます。アメリカのサイトなので全文英語ですが、使い方は簡単。トップページの真ん中のアドレスを入れる窓に、見たいホームページのアドレスを入れて右横の「BROWSE HISTORY」というボタンをクリックすればよいのです。たとえば、以前のIBMのWin-BESのダウンロードページのアドレスを入れると当時のダウンロードページが開き、Win-BES99をダウンロードすることもできるのです。

 → インターネットアーカイブ中のWin-BES 99のダウンロードページ

 ProTALKER97を手に入れるには・・・
Win−BES99の読み上げ機能には必須のProTALKER97も販売終了品のためIBMのサイトからは手に入れることはできませんが、以下のサイトからダウンロードできます。
 → ひらさんのソフトライブラリ 
ダウンロードするファイルは三つです。ダウンロードした 「Pt97tkpt.exe」、「Pt97vd07.exe」のファイルを二つともクリックします(同じフォルダの中に解凍されます)。その中のSetupファイルをクリックしてインストールします。次に、「ptocx.exe」(ActiveXコントロール)をインストールします。これは画面の指示通りにインストールしてください。以上でProTALKERを利用できるようになります。

 Win-BES99でProTALKERが機能しないときは・・・ 
Win-BESをインストールした後でProTALKERを導入するとWin-BESの音声出力の準備ができていないので音が出ません。ProTALKERを導入してからWin-BESをインストールしてください。
64bitのWindows7にはインストールできないようですが、どうしてもお金をかけずに読み上げさせたいときはTエディタでBESファイルを開けば、Windows7でも読み上げさせることができます。TエディタはWindows7用のTエディタ2をインストールしてください。

 他のパソコンで作成したWin−BES99のデータを開くことができないときは・・・
Win-BESのヴァージョンが違うと、開けないことがあります。Win-BES99のver2.02で作成したデータは2.01では開くことができません。点字編集システムとは互換性があるので、点字編集システムで作成したデータをWin-BES99で開くことはできます。

Win-BES99以外の点訳ソフト 
パソコンを使って点訳するためのソフトを以下に紹介します。点字入力はもちろんローマ字入力でも点字変換されるのでパソコン点訳にチャレンジしてみたいと思われる方はぜひダウンロードして使ってみてください。
(1)点字編集システム7 (Win-BES99の後継有料ソフト) 
見た目は(操作の仕方も)Win-BES99と余り変わりませんが、
  1. 「?」「!」「・・・」やカギ類がちゃんと表示されるようになった。
  2. 上下移動のスクロールバーが付いた。
  3. マウスホイールによる、ページスクロール、画面拡大縮小ができるようになった。
  4. 右クリックでコピー、貼り付け、点字とカナの表示の切替ができるメニューが使えるようになった。
  5. 音声出力の独自の機能が付いてProtalkerをインストールする必要がなくなった。
  6. WordやExcelのようにファイルを閉じたときのウインドウの位置とサイズが維持されるようになった。
などが目立った違いでしょうか。Windows XP(32ビット) 、 Vista(32ビット)、7、8対応。テクノツールからダウンロードして2週間無料で利用できます。その後はライセンスを買わないと使えません。(ダウンロード版7,480円)パッケージ版は15,840円(税込)。テクノツールで購入できます。
(2)『T・エディタ』(フリーソフト) 
BASEに似た使い勝手で使いやすいソフトです。BESファイルも作成でき、XP用に点字フォントインストーラが付属しています。ローマ字入力ができ点字を知らない方でも簡単に点字の記号入力が出来るメニューが用意されています。Windows95、98、Me、XP対応のT・エディタとWindowsXP,Vista,7,8,10用のT・エディタ2が配布されています。「T・エディタ2」では音声は音声合成ライブラリAquesTalk2を使用しているので、別に音声エンジンをインストールしなくても読み上げさせることができます。
(3) Multi Braille Document Editor(フリーソフト) 
日本テレソフトが開発したWindowsXP、Vista、Windows7、8、10、11で動作する点字文書編集エディターです。日本テレソフトは墨字と点字の同時印刷が可能な点字プリンターを開発販売していますが、このソフトはそのプリンターに対応したものです。墨字と点字を同時に表示したり、編集することができ、墨字と墨点字の同時印刷も可能です(墨字と墨点字の位置が上下でピッタリ合っています)。保存形式はMBDですが、BESやBSEで保存することもできます。動作環境はCPUがPentiumU以上推奨、メモリが512MB以上、インストール時に20MB以上の空きが必要です。点字印刷は日本テレソフトのプリンターにのみ対応しています。ダウンロードは無料です。
(4) EXTRA for Windows Version 7(有料) 
テキストファイルだけでなくWORD、一太郎、HTMLの文書、PDFのテキスト部分まで自動点訳してくれるソフト。対応OSはWindows8.1とWindows10。32bitと64bitの両方に対応。メモリはWindows 8は1GB以上,Windows 10も1GB以上必要。クロック周波数は1GHz以上。 価格は83600円(税込み)。
(5) エーデル(フリーソフト) 
徳島県立盲学校に勤めておられた藤野稔寛先生が作られた点図作成ソフト。Windows XP、Vista,7,8,10,11に対応しており、図形の拡大・縮小・平行移動・対象移動などができ、ペイントなどの画像編集ソフトを使い慣れた方には利用しやすいソフトです。多数の点図データを1冊のブック形式にまとめることができますし、ブック形式のファイルから点図だけ、点字文だけ抽出することもできます。点字文の部分はBESやBASE形式の別の点訳ソフトで編集することができます。使い方は「エーデルをはじめよう!」のページが詳しいです。
(6) Tenka(フリーソフト) 
エーデルと同じ藤野先生が作られたソフト。Windows XP、Vista、7、8対応で、ビットマップやJpegの画像をワンタッチで点図にしてくれます。たとえば、絵や図をスキャナで読み取りbmpかjpeg形式で保存します。それをこのソフトで開いて点図に変換するアイコンをクリックするだけで絵心のない人でも点図を作成できます。文字を入力して点図化する機能があり、フォントを指定して文字の点図を作成することができます。2015年、細線化処理ができるようになりました。エーデルとセットで利用すると大変便利なソフトです。→参考点図画像
(7) ういんびー(フリーソフト) 
MS-DOSのソフトBASEの入力方法に近いソフトです。点字入力できない機種でもローマ字入力で点字データを作ることが出来ます。Windows XP、Me、2000、NT、98、95対応。
(8) IbukiTenC(フリーソフト) 
岐阜大学の池田研究室の方々が開発された無料のソフトです。原本をスキャナでパソコンに取り込み、OCRというソフトにかけるとテキストファイルになります。 そのファイルをこのibukiTenCにドラッグアンドドロップで入れ、ENTERキーを入力するだけで自動的に漢字を仮名に変え、分かち書きし、点字化してくれます。Windows95、98、Me、NT4.0、2000、XP日本語版対応。2007年6月、ibukiTen ProはibukiTenCになりました。ibukiTenCをコアに日本テレソフトからハートコミュニケーション21が発売されています。
(9)コータクン 
筑波大学附属盲学校の高村先生が開発され「つつじ点訳友の会」から発売された有償の点訳ソフトです。現在は「つつじ点訳友の会」から独立した「つつじフレンド」で取り扱われています。Windows98以上XPにも対応。価格は8000円。つつじフレンドのHPからメールで注文します。
(10) MacIROFF(フリーソフト) 
Macパソコンでひらがな分かち書きファイルをBASEファイルに変換するフリーの点訳ソフトです。
(11) BrailleInfty Package
理数系の点訳をする際に役立つ点字ソフトのパックです。BrailleInfty には数式の入力補助があります。無料です。BSE形式で保存できますので、ほかの点訳ソフトで開くことができます。

点訳データを直接ダウンロードできるサイト
besやbseのままダウンロードできるようになっているサイトがありますが、最近のブラウザでは右クリックメニューから「対象をファイルに保存」でないとダウンロードできません。キーボードからはTabで移動してファイルの上でアプリキーションキー(右Ctrlキーの横の四角いマークのキー)を押すと右クリックメニューが出ます。アプリケーションキーのないパソコンではShiftを押しながらF10を押すと右クリックメニューが出ます。( )内はそのサイトに置かれているデータのファイル形式です。
  1. 国税庁 (bse)
     点字広報誌「私たちの税金」
  2. 厚生労働省 (bse)
     障害者自立支援法パンフレット/身体障害者補助犬関係など/特別障害給付金関係/厚生労働省の組織/障害者関係の法律・規則等/社会保障審議会障害者部会の資料/育児・介護休業法のあらまし/男女雇用機会均等法関係/ねんきん特別便のお知らせ/新型インフルエンザ対策関係/肝炎対策関係/最低賃金関係/民生委員・児童委員、主任児童委員関係
  3. 内閣府男女共同参画局 (bse)
     配偶者からの暴力被害者支援情
  4. 国立国会図書館 (bse、bes)
     録音図書目録点字版
  5. 視覚障害者用具カタログ (bes)
     日本点字図書館の用具カタログ
  6. 神奈川県ライトセンター (bes)
     新型インフルエンザ―私たちが知っておくべきこと
  7. 千葉県文書館 
     県政関係資料、千葉県史、古文書関係など
  8. 筑波大学付属盲学校 (bse)
     点字英検問題
  9. ONKYOらくらく館 (bse)
     オペラ
  10. 点訳ライブラリ点燈虫 (bse)
     毎月の新刊書案内
  11. 一点入魂 (bes)
     遍路・巡礼ガイドなど
  12. コアルーム (bes)
     レシピやガイドブック、ヒット曲の歌詞集など生活情報系
  13. 特定非営利活動法人 わたぼうし (bes)
     くすりの知識シリーズ、レシピなど
  14. 点字学習を支援する会 (bes)
     「点字表記支援グループ」のページにあります。
     点訳便利帳
  15. 点字使用者のための漢字学習資料 (besと点図くんのデータ)
     点字学習を支援する会のHPの中の「漢字学習支援グループ」のページにあります。
     漢字解説、字体など  
  16. 桑名点訳友の会 (bes)
     福祉関係、テキストなど
  17. 埼玉県点訳奉仕会 (bse、bes)
     小説ほか
  18. アイサポート☆Kirara (bes)
     新聞連載、小説ほか
  19. パソコン点訳工房 (bse)
     小説ほか
  20. みずほ点訳 (bse)
     プロ野球選手名鑑・小説等
  21. 点訳の会UZU (ebk、bes)
     点訳絵本
  22. 点訳サークルてんてん (bse)
     小説、天声人語、中日春秋、レシピなど
  23. 点訳サークルほたる (bse)
     小説など
  24. ななほし会 (bes)
     小説など
  25. スラッシュの点訳コーナー (bse)
     パソコン関連、専門書な
  26. 日本財団図書館(東京光の家) (bse)
     英会話テキスト
  27. 日本財団図書館(東京ヘレンケラー協会) (bse)
     点字等による生活情報の提供
  28. H-Yamaguchi.net (bse)
     「経済学ノート」
  29. 全国視覚障害者情報提供施設協会 (bes)
     点訳辞書 (大辞林・光村国語学習辞典・プログレッシブ英和中辞典
     ランダムハウス英和大辞典・プログレッシブ和英中辞典)  
  30. えほん点訳会 
     挿し絵のついた本・児童書・学習資料・まんが・点字表記辞典など
  31. サクセスネット (bse、bes)
     理数系教材や科学技術分野の読み物の点字ライブラリー
  32. ユニバーサルデザイン配慮家電製品 (bes)
     一般財団法人家電製品協会のホームページの中にあります。
    ユニバーサルデザイン配慮家電製品のメーカー名・製品名・型式・希望小売価格・UD配慮点を記載
  33. 点訳グループ富士かたつむり (bes)
     小説・エッセイなど
  34. 点訳サークル杉 (bse)
     ノンフィクション・童話など
  35. 東京大学点友会 (bes)
     平成26年度センター試験など
  36. 日本語能力試験JLPT (bse)
     日本語能力試験ガイドブック・日本語能力試験公式問題集など
      

Win-BES99の記号のフルキー入力 
パソコンによっては6点入力できない機種がありますので、フルキー入力による記号入力の方法とよく使うショートカットキーを表にしてみました。 [カナ(ローマ字)][英数]と書かれていないものはどちらのときでも同じ記号が出ます。カナ・英数の切り替えについては下のショートカットキーの表をご覧下さい。
(1)記号入力
「 」 第1カギ Shift+[「]  Shift+[」]
“ ” 第2カギ [英数] Shift+[<]  Shift+[>]
< > 第2カギ [英数] Shift+[<]  Shift+[>]
『 』 ふたえカギ Shift+[「][「]  Shift+[」][」]
( ) 第1カッコ Shift+[(]  Shift+[)]
〔 〕 第2カッコ [英数] Shift+[「]  Shift+[」]
(( )) 二重カッコ Shift+[(][(]  Shift+[)][)]
  第1指示符 [「]  [」]
  第2指示符 [「」Shift+[\]  Shift+[\][」]
  第3指示符 [「][「]  [」][」]
  第1つなぎ符 Shift+[\]
  第2つなぎ符 Shift+[^]
第1小見出し符 半濁音の文字の部分を消して Shift+[\]
  第2小見出し符 [:](コロン)
  外国語引用符 Shift+[”][”]
  外字符 [,]
―― 棒線 Shift+[−]
波線 Shift+[\][\]
・・・ 点線 Shift+[・][・][・]
第1星印 Shift+[*]
  第2星印 Shift+[+][+]
感嘆符 Shift+[!]
疑問符(和文) [英数]Shift+[?]
  疑問符(英文)  Shift+[”][”]のあと、後ろの記号を消す
中点 Shift+[・]
  詩行符 [\]
カンマ(英文) 促音を使う
  イタリック符 Shift+[¥]
  終止符 Shift+[^]
  アクセント符 Shift+[@]
※ * 文中注記符 [、][;](読点とセミコロンの間に数字を入れる)
  • 伏字類は中点+マ(ミ・ム・メ・モ)で○(△・□・×・その他の伏字)になります。
  • 英語を大量にフルスペルで入力するときは、一度メモ帳などで原本どおり入力してからWin-BES99に取り込むと簡単です(特に記号の入力が)。そのとき日本語で読み込むか英語で読みこむかWin-BESが聞いてきますので英語で必ず読み込ませましょう。
(2)よく使うショートカットキー
ファイルを最大化する(ファイルを一つだけ開いているとき) Alt + W のあと HかV
点字・墨字表示切替 Shift + F11
点字・墨字入力切替 Ctrl + F11
英語入力モード(外字符 OFF) SHIFT + CTRL + F11
2級英語点字切替 SHIFT + CTRL + F12
入力設定 Alt + S のあと I
1行削除 Shift + F2
前のページへ戻る F7
次のページへ進む F8
ページジャンプ Shift + F7
改ページ F6
検索画面を開く F2
検索 Shift + Ctrl + ↓または↑
置換 F3
ページ番号付加 Shift + F6
見出し指定 Shift + Ctrl + F7
見出し指定解除 Shift + Ctrl + F8

Tエディタの記号のフルキー入力 
(1)記号入力
第1カギ 「  」 伏字○ ¥1
第2カギ ¥¥「  ¥¥」 伏字△ ¥2
ふたえカギ ¥「  ¥」 伏字□ ¥3
第1カッコ (  ) 伏字× ¥4
第2カッコ ¥¥(  ¥¥) その他の伏字 ¥5
二重カッコ ¥(  ¥) 第1指示符 <  >
点線 @. 第2指示符 ¥< ¥>
波線 「「 第3指示符 ¥¥< ¥¥>
第1つなぎ符 第1星印 @*
第2つなぎ符 @6@3 第2星印 @**
文中注記符 @: 第1小見出し符 @@1
数符 第2小見出し符 @@2
(2)ショートカットキー
ローマ字入力 → 英数入力 英数
英数入力 → ローマ字入力 Ctrl + 英数
1行削除 F7
1行挿入 Shift + F10
1行コピー F8
1行貼り付け F9
右寄せ Alt + F9
センタリング Alt + F8
文法チェック Ctrl + Q

点訳辞書ソフトWinbDic 
WinbDicという分かち書き辞書ソフトがういんびーのページからフリーで配布されています。分かち書きのデータをメモ帳で作成できるので、自作して辞書登録すると、自分専用の分かち書き辞書が出来ます。 WinbDicのダウンロードは以下のページから行ってください。(データははいっていません)Windows XP、 Me、 2000、 98、 95、NTで動きます。64bitの7には互換機能を使ってインストールすると利用することができます。
 → Vectorからダウンロード
* 辞書登録の仕方
WINBDICを開いてメニューから [設定」 → [辞書ファイルの登録」 → [登録辞書の追加」 の順にクリックしていき、辞書にするテキストファイルを選択。[OK」をクリックすれば完了。

読み方調べ

研究の道具箱のふた(韓国・北朝鮮の市郡名)
点訳していて困るのが中国や韓国などの地名の読みです。 このサイトは東京経済大学の山田晴通といわれる先生が作られたサイトでこの中の「韓国・北朝鮮の市郡名」というページはその名の通り韓国・北朝鮮の市郡名の読みがかなで書かれています。 困ったときにちょっと覗いてみるのも良いのではないでしょうか。

人名漢字辞典―読み方検索
苗字でも名前でもどちらの読み方も調べられます。

サピエ 図書製作支援 
2010年4月1日から「ないーぶネット」は視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」に変わりました。点訳・音訳図書の製作支援のためのページがあり、調査に有効な検索サイト、辞書サイト、読み方調べ(施設・団体が登録した質問の回答集)などを「辞書横断検索」から利用することができます。 

人名録 
最近の新聞に載った53,000人の人名のよみがわかります。「視覚障害者のための録音図書を音訳する上で必要となる人名を正確に読むために、新聞・雑誌などからピックアップして掲載」されています。

名字由来net
日本人の名字の98%を網羅。名字の読みや由来を調べることができます。iPhone用のアプリもあり、名字検索で名字の読みを調べられます。無料です。
 → App Store(iPhoneアプリダウンロード)

変更前の町村名の読みを調べる 郵便の廃止番号検索 
市町村の合併などで廃止された郵便番号を検索できるページがあります。通常の郵便番号検索ソフトでは調べることのできない過去の町村名(平成12年1月から平成20年4月30日まで)の読みを調べることができます。 

音訳の部屋 
点訳者にとって最も役立つページがこの音訳の部屋。このページは音訳ボランティアをされている平松さん夫妻とそのご友人夫妻が協力して作成されている読み方辞書サイトなのです。平松さんは音訳の際の調査で得たデータの共有を考えてこのサイトを始められたそうですが、ご主人の協力を得て医学関係などの専門用語の充実したサイトになったそうです。また、あらゆる方面の辞書サイトへのリンクが充実しておりこちらも大変参考になります。IEのお気に入りに是非入れておきたいページです。 

日国友の会 
日本国語大辞典のホームページ、日国.NETの中に日国友の会のページはあります。『日本国語大辞典第三版へ向けて未収録の用例・新項目を広く読者から募集』することを目的とし、第3版への採用不採用にかかわらず投稿カード一覧に投稿されたものが紹介されているので、正規の辞書でも調べられない言葉のよみの参考になります。投稿カードにはよみの他、用例、語釈、コメントなどが載せられています。

全国の苗字 
新聞の投稿欄などを点訳しておりますと中には結構難しい名前の投稿者がいらっしゃって、私たち点訳者の頭を悩ませることがあります。 漢和辞典でも調べられないこういう漢字の読み方に役立つのがこのサイト。 名字の検索が出来てとっても助かります。 現在は10万種を越える苗字の検索が出来ますが、聞くところによると日本人は苗字が多く約20万種はあるそうですから、まだまだ増えるのではないでしょうか。

郵便番号検索くん
iPhoneのオフライン郵便番号検索アプリ。ネットに接続せずに地名の読みを調べられます。

私立PDD図書館 
青空文庫のように著作権フリーのデータの公開をしているサイトです。ただしここでご紹介するのはそのデータ集ではなく別のページ・・・かなり充実した百貨辞書や人名辞典のページがあるのです。なかでも百貨辞書のページはあらゆる分野を網羅して作られていて山の名から寺の名、大学の名などまでいろいろ調べることができます。

鍼灸・医学用語の点訳音訳辞書システムweb版
鍼灸・医学用語のよみと分かち書きを検索できます。


バリアフリーパソコンサポート「まほろば」 
一宮の障害者パソコン支援グループです。WORDやEXCEL、デジカメ画像編集などからパソコンユーティリティ用のフリーソフトまでその使用法を画像やキーボードからの操作法などをまじえて説明しているページが多く、障害者だけでなく一般の人にも参考になる情報満載の充実したサイトです。弱視者・色覚異常の方のための画面設定もでき文字の大きさや配色を変えることができます。
わくわく用具ショップ  (視覚障害用品を買えるお店) 
日本点字図書館の販売サイト。電話、FAX、インターネットで注文できる。墨字書籍以外の送料は無料。点字器からおもちゃ、クッキング用品など視覚障害者の日常生活に欠かせないものを販売している。
視覚障害者用ソフトウェアお試し版、デモ版ダウンロードリンク 
杉田正幸氏のホームページです。さまざまなリンク集を作成していらっしゃいますが、このページは39に及ぶ視覚障害者用ソフトウェアの体験版をダウンロードできるサイトへのリンク集となっています。

早耳ネット (MP3で音のボランティア 無料朗読サービス) 
ボランティアの方が朗読されたものをMP3形式でダウンロードできるようにしているサイトです。野村純一「はなしの民俗学(フォークロア)」 、芥川龍之介作品などがあります。

青空朗読 (青空文庫を朗読)
青空文庫の作品を朗読したものを配布しているサイトです。著者、作品名、朗読者、所要時間が掲載されており、MP3をダウンロードするようになっています。 
音声読み上げポータルサイト (音声読み上げ機能を搭載している家電製品などを紹介するサイト)
音声読み上げ機能を搭載している家電製品などを紹介するサイトです。テキストデータが主なので携帯電話でも見れます。大きな文字で白黒反転した画面になっており、 読み上げのために括弧や句読点を省いた形で表記されています。 現在参加している企業はアステム、オリンパスイメージング、三菱電機、パナソニックだけですが、現在参加企業を募集中なので、紹介される製品が増えるかもしれません。

メモ帳の保存時にメモリ不足というエラー表示がでる
メモ帳でテキストを作成し、保存するときに「メモリ不足のためこの操作を実行できません。Windows アプリケーションをいくつか終了して空きメモリ領域を増やしてから、再実行してください。」というエラーメッセージが出ることがあります。このとき、そのままOKをクリックすれば保存できるようですが、まれに保存できないことも・・・。
Windows95時代からあるメモ帳のバグだそうで、対策は二つ。
 一つはテキスト作成にワードパッドを使う。
 もう一つはメモ帳の「右端で折り返す」機能を無効にする。
後者を選ぶとテキスト作成時、かなり厄介なおもいをするでしょう。とりあえず保存されていないと困るので、保険として入力したテキストをすべて選択してコピーし、そのあと、ワードパッドを起動して貼り付けてから名前をつけてtxt形式で保存しておくとよいでしょう。

WindowsXPのメモ帳で作ったテキストファイルがWindows95のメモ帳で開くことができない
(1) Windows95、98のメモ帳ではファイルサイズの制限があります。
そのため32KBまでのファイルしか編集できないようです。XPではファイルサイズの制限が無いのでうっかり32KB以上のファイルを作成してしまうことがあります。テキストデータの作成の際、XPで作成したテキストファイルを95や98のメモ帳で校正しようとすると開けなかったり保存できなかったりするのはそのためです(メモリが不足しているというエラーメッセージが出ます)。大きなファイルはいくつかに分けて保存し一つ一つのファイルサイズを小さくすれば編集できるようになります。
(2) XPのメモ帳ではUnicodeで保存できてしまいます。
そのため知らないうちにUnicodeで保存してしまうとWindows95系のメモ帳では開くことができなくなります。XPパソコンで保存するときに文字コードはANSIを選択して保存すると95系のパソコンで開くことができます。ただし、Unicodeでしかはいらない文字は「?」と表示されるのでカナか代用できる漢字に替えて保存します。
(3) どうしてもだめなとき
ワードパッドを使用すると大抵開くことができます。
* ワードパッドの開き方
スタートメニュー → [プログラム] → [アクセサリ] → [ワードパッド]
ファイル → [開く] → [ファイルの種類]でテキストファイル(txt)を選択 → 編集するファイルを選んで[開く]をクリック

OCRにかけてテキストデータを作成するときに認識精度が悪くなる
次のようなときに精度が悪くなります。
1. 傍点、棒線、書き込み、ルビ、旧字、図、表、枠線、縦書き横書き混在
2. 本のままの読取
3. 毎行改行がはいる
4. 用紙が傾いている
5. スキャナの原稿台が汚れている

対策1
  • 網掛け文字や下線などの邪魔なものは画像ウィンドウの「画像修正」で修正したり「消しゴム」機能で消したりしてから認識させる
  • OCRで一気に認識させずに図や表の部分を抜いてレイアウトを設定し、認識させる
  • 「ルビ削除」の設定で認識させる
対策2  
  • 原本はバラバラにしたほうがより正確に認識できる
  • その際も見開き2ページを一度にスキャンするより1ページずつのほうが精度は上がる
  • 影の部分を読み込まないように自動ではなく手作業でレイアウトを設定する
対策3
   OCRソフトで読み取るときに改行が入らない設定にする

対策4
  用紙はできるだけ傾かないようにスキャナにセットするか、画像の傾きの自動修正機能を利用したり認識させる前に画像を手動で補正する

対策5
  • 一見してわからないような汚れがあるので見たところ汚れているように見えなくても
  • 使用する前にディスプレイを拭く布などで台を拭くとよい
  • (原本をばらばらにしたときの紙粉がついていることがある)

点訳データのダウンロードについて
ファイル名の上でクリックしたあと、「保存」か「名前をつけて保存」を選んでください。「保存」をえらぶとダウンロードフォルダに自動的にはいります。それ以外のところに保存したいときは「名前をつけて保存」」をえらんでください。

ダウンロードできないときは・・・
(1) クリックしただけでダウンロードできない場合は、ファイル名の上で右クリックしてプルダウンメニューから「対象をファイルに保存」を選択してクリックするか、ファイル名の上で「Shiftを押しながらクリック」してみてください。
(2) WindowsXPより前のバージョンのパソコンでは解凍ソフトがあらかじめインストールされていない場合、データのダウンロードができないことがありますし、ダウンロードしてもファイルを開くことができません。
解凍ソフトの入手先 (Lhaca  対応OS Windows 95 〜 Windows 7)
   → Vector (Lhaca デラックス版)
このソフトがインストールされていれば、圧縮されたファイルをクリックして解凍することができます。
(3) インターネットエクスプローラーをお使いの方でセキュリティを「高」に設定されているとダウンロードができません。ダウンロードのときのみセキュリティを「中」に下げてください。
 セキュリティーの下げ方
  1. [ツール]のプルダウンメニューから〔インターネットオプション〕を開く。 
  2. [セキュリティ]タブを開く。 
  3. 『このゾーンのセキュリティのレベル』で「高」になっている設定を「中高」に下げる。 
(4) ファイルの関連付けができていないとき
  1. 解凍 したファイルのアイコンの上で右クリックしてプロパティを開く 
  2. 全般タグを開く 
  3. プログラムの「変更」をクリック 
  4. Win-besを選択してOKをクリック 
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