FreeBSDでCATV&家庭内LAN&PPPサーバー


7.FreeBSDインストール [目次へ]

 1998年11月29日 FreeBSD 2.2.8-RELEASEが公開されましたが、
 ここでは、FreeBSD 2.2.7-RELEASEをインストールします。

 最新情報は→ http://www.jp.freebsd.org/

7.1 CD-ROMからFreeBSDのブート(起動)ディスク(FD)を作成する

 1) FDをMS-DOS 1.44MB でフォーマットする。
 2) FreeBSDのCD-ROM(UNIX USER 1998.11 No.1)を入れる。
 3) Windows98のMS-DOSプロンプトで
  C:\WINDOWS>d:\freebsd\tools\fdimage -f 1.44M -v d:\freebsd\227relea\floppies\boot.flp a: [return]
 FDを入れて[return]すると

 Formatting: cyl 79 hd 1
 Writing: cyl 79 hd 1
 Done

 でFreeBSDのブートディスク(FD)ができあがる。

7.2 いよいよFreeBSD2.2.7のインストール

 1) ブートディスク(FD)を入れて、FMVの電源を入れる。

 2) 2行目の「Start kernel ... visual mode」を選択する。

 3) 「X」ですべてを表示して、[delete]等で、conflictsを解消する。

  Storage:
   Adaptec 154x SCSI controller aha0 0x130 (DRQ 6) ←変更する
   Froppy disk controller fdc0 6 0x3f0 ←変更なし
   IDE/ESDI/MEM disk controller wdc0 14 0x1f0 ←変更なし
   IDE/ESDI/MEM disk controller wdc1 15 0x170 ←変更なし
  Network:
   3C509 Ethernet adapter ep0 10 0x300
  Communications:
   8250/16458/16550 Serial port sio0 4 0x3f8
  Input:
   PS/2 mouse CONF psm0 12 0x60 ←CONFは無視
   Syscons console driver CONF sc0 1 0x60 ←CONFは無視

  以下はそのままで、[Q][Y]で、起動するのを待つ。

  (wd0で時間が1分くらいかかるがじっと待つ)

 4) 「3.Keymap」を選択し「japanese 106」をカーソルキーとスペースで選択

 5) 「7.Custum」を選択し[space]を押す。

  「2.Partition」を選択し[space]を押す。
  [c]で領域を作成する。[400M]とする。[165]はそのままとする。
  [q]で終わる。
  (*)BootMgr としてブートマネージャを入れる。
  「3.Label」を選択し[space]を押す。
  [a]で自動的に標準のディレクトリーを作成する。

  wd0s1 <none> 801MB DOS  ←<none>を /dos に変更するとdosの部分もマウント出来る
  wd0s2a / 32MB UFS Y
  wd0s2b swap 73MB SWAP
  wd0s2e /var 30MB UFS Y
  wd0s2f /usr 263MB UFS Y

  となるので、[q]で終了する。

  「4.Distributions」を選択し[space]を押す。
  「5.X-User」を選択し[space]を押す。
  「Do wish to install DES....」は、「NO」[return]
  「Would you like to install the FreeBSD ports ...」は、「YES」[return]
  「Server」を選択し[space]を押す。[X]Ma64を[space]で選択し[OK][return]
  「Exit」「OK」[return]
  「7.Custum」を選択し[space]を押す。
  「src」を選択し[space]を押す。「sys」を選択し[space]を押す。
   [return]を3回押す。
  「5.Media」を選択し[space]を押す。「1.CD-ROM」を選択し[space]を押す。

  本当によければ「6.Commit」を選択し[space]を押す。
  もう一度確認の[Yes]で[return]を押すと、インストールを開始する。

  2-30分かかるので、コーヒーでも飲んで待ってください。

  「Visit the general...」「Yes」[return]

  必要なら「1.User Management...」でユーザーを登録する。

  「3.Time Zone」を選択し[space]を押す。「...UTC?...」「NO」[return]
  「5.Asia」「17.Japan」「1.most locations」「...JST?..」で「Yes」
  「5.Mouse」「2.port」「(*)PS/2....」を選択、「0.Exit」
  「6.Networking」を選択し[space]を押す。
  「[ ]Interface」を選択し[space]を押す。

  「ed1」と「ep0」を設定する。

    [name][domain]
    [gate][dns][myAddress][netmask][option]

  「ed1」を選択し[space]を押す。(tmpabcのabcは210.rrr.uuu.abcのabcとした)

    [tmpabc][catv123.ne.jp]
    [][210.ddd.nnn.sss][192.168.13.7][255.255.255.0][ ]

  「OK」[return]

  「ep0」を選択し[space]を押す。

    [tmpabc][catv123.ne.jp]
    [][210.ddd.nnn.sss][192.168.13.11][255.255.255.0][ ]

  「OK」[return]

  「R.Root Password」でパスワードを入力(2回)

  設定がすんだら、

  「E.Exit」「OK」[return]
  「exit install」を選択し[return]。
  フロッピーを抜いて再起動する指示が出るので従う。

 6) カーネルコンパイル

  #cd /usr/src/sys/i386/conf
  #cp GENERIC MYKERNEL

/usr/src/sys/i386/conf/MYKERNEL の変更

  #ee MYKERNEL

  適宜内容を変える

  device ed0 ← device ep0 ....の近くに1行追加しておく
  でもなぜか、ed1で使えるようになる...!?
  device ed1にするとed2が使えるようになる...!?

  pseudo-device bpfilter 4 ← tun 1 ....の近くに1行追加しておく
  pseudo-device tun 4 ← ついでに tun 1→4 にしておく

  [Esc]「a)leave editor」[return]「s)save changes」[return]

  #config MYKERNEL
  #cd ../../compile/MYKERNEL
  #make depend;make
  #make install
  #reboot


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