丈山苑 |
丈山苑は、三河国碧海郡泉郷(現在の安城市和泉町)出身の江戸時代の文人石川丈山の風雅の精神を体感できる施設です。石川丈山は、徳川家康に仕えましたが、33歳の時に大坂夏の陣で軍令違反となり、武士を捨てることになりました。その後は儒学者となり、京都一乗寺に詩仙堂を開き、詩作を楽しむ悠々自適の生活を送りました。丈山は漢詩人・書家・作庭家であり、煎茶の開祖でもあります。その多岐にわたる才能を発揮し、自由人であった石川丈山の世界を表現した空間が丈山苑です。苑内の中央には、詩仙堂を彷彿させる木造建築の「詩泉閣」が建てられ、「詩仙の間」には丈山の賛、探幽の画と伝えられる三十六詩仙の額(複製)が飾られています。また、詩泉閣の周りには作庭家として丈山の代表作である三庭園をイメージした三種の庭園を配しています。その庭園一帯には10基の漢詩碑が配置してあり、一つひとつ見つけながら漢詩を楽しむこともできます。詩泉閣では呈茶のサービス(有料)を行っています。四季折々の草木と吹く風を感じながら、一服の茶を味わっていただくことで悠々自適に生きた丈山の風流・風雅の世界を堪能していただくことができます。
開苑時間 |
午前9時〜午後5時(入苑は午後4時30分まで) 春・夏・秋・冬の各8日間程夜間開園を設けます。春の夜間開苑は5月8日(土)〜5月16日(日)です。 |
---|---|
入苑料 |
一般→大人100円・小人(小・中学生)50円 団体(10人以上)→大人80円・小人40円 呈茶一服 300円 |
休苑日 |
毎週月曜日、国民の祝日の翌日、年末・年始(12月28日〜1月4日) |
交通手段 |
名鉄バス安城線和泉下車徒歩3分、JR安城駅からタクシーで15分、JR三河安城駅からタクシーで15分 駐車場(無料)60台 |
所在地 |
〒444-1211 安城市和泉町中本郷180番地1 |
問い合わせ |
丈山苑 TEL・FAX(0566)92-7780 |
本ページは、安城市役所秘書課の承認を得て掲載しています。