2003年5月31日〜6月3日、夫婦で北海道旅行をした。

道南地方を目的とし、羽田空港ー函館空港経由で北海道に飛んだ。概ねの行程は次の通りであった。

1日目、函館付近では五稜郭、トラピスチヌ修道院 函館奉行所跡、函館ハリス正教会、金森洋物館、そして湯川温泉
ホテル万惣泊。

2日目、函館朝市、大沼国定公園、洞爺湖、昭和新山、熊牧場、地球岬、そして登別温泉石水亭泊。

3日目、すずらん畑、札幌時計台、テレビ塔、小樽運河そしてキロロリゾートホテルピアノ泊

最後の日はアスパラ畑、四季彩の丘、富良野ラベンダー
をみて千歳空港ー羽田空港経由で帰宅した


函館 五稜郭
函館
五稜郭(ごりょうかく)は、江戸時代末期に現在の北海道函館市に建造された城郭および当時日本で建造された星形の城郭の通称である。

当時の正式名称は亀田役所土塁(柳野城とも)とも言われ、国指定特別史跡。「五稜郭と箱館戦争の遺構」として北海道遺産に選定されている。
箱館戦争(はこだてせんそう、慶応4年/明治元年 - 明治2年(1868年 - 1869年))は、戊辰戦争の局面の1つで、新政府軍と旧幕府軍との最後の戦いである。この戦いの時には干支が己巳に替わっていたことから、己巳の役と呼ばれることもある

日米和親条約締結による箱館開港に伴い、防衛力の強化と役所の移転問題を解決するために江戸幕府征夷大将軍・徳川家定の命により築造された。設計を担当したのは洋式軍学者の武田斐三郎。大砲による戦闘が一般化した後のヨーロッパにおける稜堡式の築城様式を採用し、堡を星型に配置している。

当初は外国の脅威に立ち向かうために築造が計画されたが、脅威が薄れていくとともに築造の目的が国家の威信になった

新撰組の鬼の副隊長と言われた土方 歳三(ひじかた としぞう)も
、この箱館戦争で鉄砲玉に当たり、1869年6月20日(享年35歳)ここで没した。


武田 斐三郎
武田 斐三郎 (たけだ あやさぶろう)
1827年〜1880年. 五稜郭、弁天台場の築造、諸術調所の開設をし、終生人材育成に尽力した当代ー流の科学者である。
文政10年9月15日、伊予大洲藩士武田敬忠の2子として生まれる。著名な蘭学者でもある。

その碑の前で記念写真を撮った。、
トラピスチヌ修道院
明治31年にフランスから派遣された8人の修道女が設立した日本初の女子修道院。園内には、テレジア、ジャンヌダルク、天使ミカエルなどの聖像や資料館があり、道なりに牧歌的な草原が広がっている。
右の写真は、構内の一画である。

又、売店で手造りのロザリオや菓子を販売していた。



トラビスチヌ修道院
敷地内には、色々な像、樹木、そして建物があったが修道院の建物は、やわらかな曲線が印象的な赤レンガの建物で、昭和2年に再建されたものだと言う。
        
祈りをささげる少女と聖母マリアとの対面シーンを模したもの。
箱館奉行所跡
当初、箱館奉行所は函館山のふもとに設置されていたが、外国の攻撃に対する防衛上の問題から弁天岬に台場を建設することと、内陸の亀田の地に奉行所を移転することが決定され、安政3(1856)年に弁天岬台場、安政4(1857)年に亀田御役所土塁(五稜郭。以降五稜郭)が着工し、双方とも7年後に完成している。

箱館奉行所跡

金森赤レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫
初代が憧れた“西欧の豊かな生活文化”をテーマに夢あふれるサンタ・ヴィレッジやショップが集合。 金森倉庫5棟のうち2棟を利用した広大な館内には、クリスマス・ショップをはじめ、インポート品、生活雑貨、アンティークなど多彩なものがならんでいた。
       
北海道旅行に一緒に行ったメンバー写真   
   ツツジが綺麗に咲いていた
湯の川温泉 ホテル万惣
湯の川温泉街中心部に位置し、観光やビジネスなど、アクセス良好なホテルで、
五稜郭公園まで車で10分、トラピスチヌ修道院まで車
で10分、函館山・元町まで車で20分、大沼までも車で60分と言う立地である。

湯の川温泉は、北海道で最も古くから栄えた温泉地でもある。

ホテルの前にて

函館朝市
函館朝市
戦後の闇市から始まった、日本で最も古い部類の市場。かつては立ち売りを路上で設営して、露店の形態で営業していた。昭和31年頃現在の場所に移転。魚介類や野菜、青果、乾物から駄菓子や衣料品まで、400余軒もの店舗がひしめきあっていて、朝5時から威勢のいいかけ声が飛び交い、その熱気にのみこまれそうである。

近年は昔ながらの風情を残しながら改修も行われていて、どんぶり横丁市場なども完成。いつも大勢の人で溢れて、変わらない人気だ。
大沼国定公園
自然あふれる大沼国定公園は3つの湖より存在し、点在する大小様々な小島、沼、木々や動植物、そして駒ケ岳等の自然を楽しむことが出来る。

大沼国定公園は、昭和33年7月に、全国で13番目、南北海道唯一の国定公園となり、北海道の南西部渡島半島の中央部に位置し、活火山である駒ヶ岳と、噴火によってできた大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼をはじめ大小の沼、自然豊かなその周辺地域一帯が指定されている。

又、名曲 「千の風になって」の誕生の地でもある。

大沼国定公園
大沼国定公園は総面積は9,083ヘクタールで、亀田郡七飯町、茅部郡鹿部町、及び森町の3町にまたがっており、各所にお店があったが、熊の剥製がおいてあった店があった。
洞爺湖
北海道南西部に位置する。洞爺カルデラ内にできた湖で、面積は日本で9番目、カルデラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで3番目の大きさである。

東西約11km、南北約9kmのほぼ円形の湖で、中央に浮かぶ中島(面積4.85km2)の最高点(標高455m)を中心として東北東〜南東〜南南西にかけての領域が壮瞥町、他は洞爺湖町の区域となっている。


洞爺湖

洞爺湖の畔

アイヌの人々は洞爺湖のことを「キムン・トー」(山の湖)と呼んでいたが、湖の岸を意味する言葉「トー・ヤ」が和人により湖名とされた。

時折「うやこ」と呼ばれることがあるが、これは誤りである。誤って記憶している北海道民やアナウンサーも多い。なお、公的機関や著名な企業の名称の「洞爺」はすべて「うや」と読まれる。

左の写真は洞爺湖畔に立つ異様な像の前での記念写真である。

洞爺カルデラは約10万年前の最終間氷期に数回の噴火を経て形成された。最後の大規模な噴火による降下火山灰は北海道から東北にかけての広い範囲の地層に見られる。カルデラ壁周辺には火砕流堆積物による台地も形成されている。

戦前より昭和30年代まで操業した幌別硫黄鉱山からそのまま垂れ流しにされた鉱山廃水により、昭和30年代には湖水がPH2ほどの強酸性に汚染され多くの生物が死滅した。ところが昭和52年に有珠山が大噴火、大量の火山灰が洞爺湖へ降り注ぐとアルカリ性の火山灰によって酸性の湖水が中和され、結果として酸性が緩和される形となった。

元々は貧栄養湖で透明度は高かったが、閉山した鉱山廃水の他にも南岸の洞爺湖温泉街をはじめとして排水の流入が増えていたため、透明度の低下が著しい



昭和新山
昭和新山(しょうわしんざん)
北海道有珠郡壮瞥町にある火山。支笏洞爺国立公園に含まれる。標高398mで、温度低下と浸食などによって年々縮んでいる。国指定特別天然記念物(1951年指定)。支笏洞爺国立公園特別保護地区特別天然記念物である。

目前にそびえる昭和新山は、大自然のいとなみの不思議を物語ってくれる。 今立っているこの一帯は、かつてはのどかな麦畑であった。突然火山活動の舞台となり、昭和18年12月28日に激しい地震が始まり、多い時には身体に感じるものだけでも1日200回を越え、翌19年4月頃には元の地面から50mも隆起した。

さらに昭和19年6月23日、盛り上がった畑に噴火が始まり、7個の噴火口をつくりながら、4ヶ月も爆発を繰り返した。その間も、田畑、民家(フカバ部落)、鉄道共々隆起が続き標高300mの台地(屋根山)をつくった。11月になって噴火口群の中央から地中で固まった溶岩が推し上り始め、翌20年9月末に、ようやくその活動を休止した。
 

熊牧場
その、昭和新山の駐車場の前に、熊が飼われていた。

人間が与えるリンゴ等を両手で受ける等非常に人間になれているようだ。
地球岬
高さ100メートル前後の断崖絶壁が約13キロメートル続く太平洋側は、地球岬に代表される風光明媚な景勝地が連なる。この地域は、渡り鳥のルート上にあり、渡り鳥を狙ったハヤブサの営巣地としても知られる自然豊かな地域である。


チキウ岬(ちきうみさき、ちきゅうみさき)は、北海道室蘭市母恋南町4丁目に位置し、太平洋に面する岬。北緯42度18分3秒、東経141度0分7秒。内浦湾(噴火湾)の北側の湾口である
すずらん畑
欧米では5月1日にスズランを贈ると幸運が訪れるという伝説がある。香水の原料にもなる芳しいスズランですが、牛や馬、羊も食べ残すという葉も根も有毒である。
学名を「谷間の百合」といい、また別名「君影草」と呼んだり、ドイツでは「天国への階段」などとも言われ不毛の地に群生するスズランは昔から人々にとって印象深い花なのである。

我々が訪れたすずらん畑は広大な土地に多くのすずらんがあったが、花の咲いているものは少なかった。

すずらん畑

札幌時計台
札幌時計台
札幌の歴史と共に歩んできた「時計台」は、市街地中心部にあって開拓当時の札幌の様子を今に伝えてくれる、貴重な存在となっています。

 この建物が札幌農学校(現在の北海道大学)の演武場として、現在地のわずか北側に建てられたのは1878年(明治11年)のことであった。
基本設計を行ったのは農学校教師ウイリアム・ホイーラーで、故国アメリカの工法が用いられており、正面の入り口真上に時計塔が据え付けられたのは、創建から3年後のことである。


農学校は1903年(明治36年)に札幌駅の北西に広がる現在の北大キャンパスに移転され、そのとき時計台は札幌市に移管されて現在の場所に移された。その後は図書館として使われるなど、市民により親しまれる存在となった。

 周囲に響きわたるその鐘の音は札幌市民の生活と共にあり、1963年(昭和38年)11月3日に制定された「札幌市民憲章」にも、「わたしたちは、時計台の鐘がなる札幌の市民です」とうたわれている。1970年(昭和45年)には重要文化財の指定を受けた。

「さっぽろテレビ塔」は札幌中心部、大通公園に聳え立つ札幌のランドマークタワーである。

「さっぽろテレビ塔」は、札幌におけるテレビ放送開始を機に建設された。
札幌市街地の中心を東西に延びるグリーンベルトの大通公園(幅105m、長さ1.5km)は街路樹に囲まれ、芝生に浮かぶ花壇や噴水、多彩な彫刻に彩られて訪れる観光客や市民の憩いのオアシスとして親しまれてる。「さっぽろテレビ塔」はこの大通公園の東端にあり、市街地を南北に流れる創成川べりに位置し、地上からの高さは147.2mの建造物である。

テレビ塔

小樽運河
小樽運河
小樽というと『運河』と思い浮かぶ。夕暮れ時にはガス燈にあかりが灯り、運河沿いの石造り倉庫群もライトアップされる。
なんともロマンチックなスポットである。
まわりには石造り倉庫の内部を改装したレトロなレストランなども多い。
また、毎年2月に行われる「小樽雪あかりの路」のメイン会場にもなり、運河の水面に浮かぶ浮き玉キャンドルは幻想的で冬の小樽を代表する風景だと言う。
北海道の小樽市にある運河。大正12年(1923年)に完成した。内陸に水路を掘ったものではなく、沖合を埋立て、陸との間に出来た水路であり、「埋立て式運河」と呼ばれる。
海上に停泊した船舶からの貨物を乗せた艀(はしけ)舟を係留し、貨物の荷揚げに使われた。人力で荷揚げする方式は戦後に入り衰退していった。また、戦後は樺太等との交易がなくなったため、物流の拠点としても急速に廃れていった。


右のの写真はガス灯がある小樽運河の記念写真である。

小樽運河

小樽運河の畔
小樽運河の山側、多くの店が建ち並び、多くのものを売っていた。運河の散歩道に加え、多くの店も散策した。

          
              小樽運河のガス灯
キロロリゾートホテルピアノ
朝里岳北西斜面のスキー場キロロスノーワールドを中心として、ホテル3棟、温泉施設等がある李lルパ名ホテルに泊まった。
自動車で新千歳空港から約2時間、札幌市から1時間あまり、小樽市から約40分ほどの距離にあり、ニセコ、ルスツと並び、札幌近郊の人気スキーリゾートの一つである。

ホテル

緑に囲まれたプレイエリアではテニス、パドルテニス、パットゴルフ、アーチェリー、レジャーカート、魚釣りなどアクティブに遊ぶことができる。

冬期には、国内屈指の積雪量とパウダースノーを誇るスキー場が営業する。温泉、プールをはじめ、グルメを楽しめるレストランである。本格的ゴルフコース、名産品を並べるショップなど施設が充実しており、リゾート内には宿泊施設も複数あり、ロングステイでも楽しめるようになっている。

キロロリゾートホテルピアノの直ぐ近くは、大自然が一杯で、左の写真は少し散策した場所での記念写真である。
キロロリゾートホテルピアノ近くで

四季彩の丘

四季彩の丘
美瑛町の観光名所、 展望が素晴らしい”丘のまち びえい”に 7ヘクタール(東京ドーム3個分)もの広さを有し 春から秋までのお花の季節には数十種類の草花が 咲き乱れる言う。

花の種類はスイセン、チューリップ、ポピー、アネモネ、キカラシ、ルピナス、シャクヤク、ブルーエンジェル、ユリ、ヒマワリ、コスモス、マリーゴールド、サルビア、ナデシコ等で、見頃は5月中旬〜10月中旬とのことである。

富良野ラベンダー
7月〜8月 ラベンダーは地中海沿岸地方原産のシソ科の高さ約60cmになる小低木である。
リラクゼーションに使用されるポピュラーなハーブで、ローマ時代、入浴のときの香水として用いられたため、ラテン語のLAVO「洗う」という意味の学名がついた。ラベンダーの香りには、精神を和らげる効果があり、中でも体のリズムを整える作用があり、睡眠のリズムや体のリズムを整える香りは、心身をリラックスさせてくる。

北海道最後のルートで、富良野のラベンダー畑の中でたたずんで、心身共にリラックス&リフレッシュをしてきた。

ランベダー畑
直線上に配置

湯川温泉

大沼国定公園

洞爺湖

地球岬

キロロリゾートホテルピアノ

昭和新山

登別温泉

四季彩の丘

赤丸箇所は訪問した道南の主要観光地である。

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