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			高棚村絵図
							
						- 分類
 - 市指定(第174号)
 
- 指定年月日
 - 昭和45年3月16日
 
- 種別
 - 古文書
 
- 所有者
 - 高棚町内会
 
- 時代
 - 江戸時代
 
- 法量
 - 縦 147cm 横105cm
 
 この絵図の裏書には、「窪嶋市郎兵衛様代官所 御役所之書上」「元禄十五年書上」という記述がある。元禄15年は1702年にあたり、高棚村が野寺村などとともに刈谷藩領から幕領(幕府の直轄地)となった年である。村の支配が、幕府の代官窪嶋市郎兵衛に変わったので、村の概況を報告をするために描かれた図面である。
								   集落は濃い青色、水田(古田)は茶色、畑は黄色、林や荒地は緑色、川と池は空色で表している。注目されるのは、集落の中央に寺があり、これを道が囲み、そこから東西南北へ道が通じるという形が読み取れることである。村を守るために稗田川の橋の数が少ないこと、橋へゆく道が直線ではないことが窺える。
