MENUCLOSE

ホーム > 絹本著色 聖徳太子像

絹本著色 聖徳太子像けんぽんちゃくしょく しょうとくたいしぞう

絹本著色 聖徳太子像

分類
市指定(第50号)
指定年月日
昭和40年11月3日
種別
絵画
所有者
本證寺
時代
室町時代
法量
縦 22.5cm 横8.9cm

 聖徳太子は、没後まもないころから敬われ、平安時代には、太子を礼賛した『聖徳太子伝暦でんりゃく』が成立した。この像は、その伝暦2歳の条の、だれに教えられなくとも東方に向かい合掌して南無仏と唱えたと伝える場面を描いたものである。この種の彫像は多いが、画像の遺品はきわめて少ない。太子像の顔面部が補彩のため不鮮明であるが、室町時代にまでさかのぼるものである。