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柴田助太夫墓碑しばたすけだゆうぼひ

柴田助太夫墓碑
分類
市指定(第89号)
指定年月日
昭和43年4月1日
種別
史跡
所有者
永安寺
時代
江戸時代

 浜屋町北屋敷の共同墓地の一角にある。墓碑は花崗岩の自然石で、その裏側には亀裂が見られる。
 柴田助太夫は、大浜茶屋村の庄屋であったが、1677年(延宝5)に刑死したことがわかっている。処刑の理由は、 助郷すけごう(宿場駅の必要に応じて人馬を負担する制度)の免除を申し出たためといわれる。
 1841年(天保12)に幕府から助郷を命じられたとき、この村は、このことを根拠に免除を願い出て、認められている。
 助郷が制度化されたのは元禄以降であるため疑問もあるが、いずれにしても、村のために命を投げ打った義民として、助太夫は顕彰けんしょうされてきた。

住所
浜屋町 北裏144番地(永安寺)