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紙本著色 釈迦三尊像
- 分類
- 市指定(第20号)
- 指定年月日
- 昭和38年10月1日
- 種別
- 絵画
- 所有者
- 崇福寺
- 時代
- 時代不詳
- 法量
- 縦 63cm 横40cm
中央が説法する姿(印相)の釈迦如来、その右は象に乗る普賢菩薩、左は獅子に乗る文殊菩薩が描かれる。釈迦の画像は、禅宗の寺にふさわしいもので、兆殿司の作と伝える。兆殿司は明兆(1352〜1431)のことで、宗元の画風をうけつぐ人物画や風景画を水墨で描く明兆派の祖である。
描かれている体に対して頭が大きく、面長な顔立ち、やや大きく見開いた如来の眼差しなどが大陸風であるため、兆殿司作と伝えるのであろう。