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ささめ村田方帳・畑方帳
- 分類
- 市指定(第12号)
- 指定年月日
- 昭和36年10月1日
- 種別
- 古文書
- 所有者
- 篠目町内会
- 時代
- 安土桃山時代
- 法量
- 田方帳 縦 29.5cm 横20cm
畑方帳 縦 28cm 横20cm
表紙に「へきかいノかうり ささめ村 天正拾八年九月吉日 田方帳」、同じく「畑方帳」とあり貴重な天正文書の2冊とわかる。
1590年(天正18)徳川家康の関東移封により、豊臣秀吉配下の田中
吉政が岡崎城に入り、この地方は秀吉政権下に組み込まれた。本書はその時期の検地帳で、市域で太閤検地が実施されたことを示すものである。
田方帳は14枚、畑方帳は11枚の美濃半紙で綴られてる。この頃の検地には特色があり、1
反
300
歩制がとられている。従来の「大半小」の数示法は消えている。小字名・上中下の土地の等級・耕地面積・名請人が一行に書かれ、一筆ごとに石高が記されている。
類例として箕輪村のものが立教大学に所蔵されている。