MENUCLOSE

ホーム > 桜井神社本殿  附棟札

桜井神社本殿さくらいじんじゃほんでん 附棟札つけたりむなふだ

桜井神社本殿1

本殿

桜井神社本殿2

棟札

桜井神社本殿3

棟札裏面

分類
市指定(第78・79号)
指定年月日
昭和40年11月3日
種別
建造物
所有者
桜井神社
時代
室町時代
本造桧皮葺 三間社流造

 桜井神社は、平安時代の『神名帳じんみょうちょう』に従五位桜井天神と記載されている古社である。棟札から、1527年(大永7)に桜井城主松平 親房ちかふさ が社殿(当時は神明社)を造営し、1610年(慶長15)に米津清右衛門親勝が修築し、白山社としたことがわかる。
 本殿は、流造ながれづくりで、切妻造きりつまづくり、平入りの屋根に向拝こうはいをつけ一流れにしたものである。後流うしろながれと前流れが不均斉になるのを、曲線で巧みに均衡を保っているところに特色がある。
 正面は三間、側面は一間、わき障子は板張りである。猪目懸魚いのめけぎょの左右の巻き込みが大きいのは、後年の修理によるものとされる。蟇股かえるまたなど随所に室町時代の神社建築の様式をとどめる建造物である。

住所
桜井町 桜林17番地