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絹本著色けんぽんちゃくしょく 蓮如上人像れんにょしょうにんぞう 附裏書つけたりうらがき

絹本著色 蓮如上人像1
絹本著色 蓮如上人像

裏書

分類
市指定(第142・155号)
指定年月日
昭和58年7月20日
種別
絵画
所有者
円光寺
時代
室町時代
法量
縦 78.4cm 横42cm

 寺伝によれば1472年(文明4)円光寺十代順智が、 越前吉崎御坊えちぜんよしざきごぼうにいた蓮如を訪ねて、弟子として仕えたことにより授与されたものという。
 念珠を両手にとりながら高麗縁こうらいべりの上畳に座る姿は、真宗の僧の画像として一般的な形式であるが、蓮如像の場合は、やや左向きに顔が描かれる。容貌ようぼうは威厳がありながら穏やかな姿であり、蓮如58歳の画像とされる。1972年(昭和47)の修復の際、裏書きは、画像とは別に表装して保存されている。
〔裏書〕  大谷本願寺□蓮如(花押)
         文明四年十一月十日
       三□幡頭郡桜井郷
       稲納山圓光寺順智
       常隨無餘念佛弟子□
       □ 影授与□也