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大岡村検地帳おおおかむらけんちちょう

大岡村検地帳1
大岡村検地帳2
分類
市指定(第13号)
指定年月日
昭和36年10月1日
種別
古文書
所有者
大岡白山神社
時代
江戸時代
法量
縦 27.6cm 横17.9cm

 江戸幕府による三河各地の検地は1603〜1604年(慶長8〜9)に初めて行われ「慶長検地」の名で知られる。市域では9か村で実施が確認されている。
 書院紙25枚で綴られたこの検地帳は、白山社領大岡村の検地帳で、岡崎城主本多 豊後守ぶんごのかみの家臣中嶋半兵衛が、この検地の担当責任者だったことがわかる。中嶋の名を記す検地帳は、額田郡地方の岡崎領村々にかなりあり、これは岡崎領の慶長検地帳であることを示している。このときの検地は、太閤たいこう検地の原則を受け継ぐが、一筆ごとの分米ぶんまいは記されておらず、末尾に地目別合計面積、石高と検地役人が記されている。