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箕輪出土石器類みのわしゅつどせっきるい

箕輪出土石器類2
分類
市指定(第36号)
指定年月日
昭和40年10月1日
種別
考古資料
所有者
個人
時代
先土器時代

有舌尖頭器     1箇
尖頭器       2箇
石鏃       164箇
硬玉製垂玉     1箇

 箕輪地内の田畑から採集された遺物である。有舌尖頭器ゆうぜつせんとうきと尖頭器は旧石器時代末期から縄文時代草創期にかけての槍先やりさきで、いずれもチャート製である。石鏃せきぞくは、チャート・黒曜石・黒雲母安山岩などでできている。中には、早期押型文土器おしがたもんどきにともなう鍬型くわがた石鏃もある。
 採集地点のうち、神戸じんど鳥屋金とりやがねは、長田川の開析谷 かいせきこくに面した台地の端であり、唐生からいけ祢宜田ねぎたは台地上の旧溜池ためいけの周囲であることは注目される。他に台地上のうけからも採集されている。