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栗紋様香合くりもんようこうごう

栗紋様香合1
分類
市指定(第61号)
指定年月日
昭和40年11月3日
種別
工芸品
所有者
本證寺
時代
江戸時代
法量
高さ 5.3cm

 この香合は扇形の小品で、漆工芸の技法を用いる優雅な作品である。
 綿密に覆うイガに対し、栗の実は丸くつややかに描かれ、葉の反りによって広がりをかもしだしている。その作風は、細工的・類型的に表面美を追っており、江戸時代後期(18世紀)のものであることを示している。