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絹本著色 光明本尊図
- 分類
- 市指定(第7号)
- 指定年月日
- 昭和36年10月1日
- 種別
- 絵画
- 所有者
- 西蓮寺
- 時代
- 南北朝時代
- 法量
- 縦 168cm 横97cm
真宗における原初の本尊である。光明本尊は上下の欄に経典を賛として記し、中央に九字名号(南无不可思議光如来)を書き、名号から光明を放射状に36本描いている。左右両側には釈迦如来・阿弥陀如来の立像と十字名号(帰命尽十方無碍光如来)・六字名号(南無阿弥陀仏)とを描き、右方上部に日本の浄土系高僧を示す絵系図、左方上部にはインド・中国の浄土系高僧を示す絵系図を描いたものである。この種のものは光明品ともいわれている。
この図では、図像部の周縁に、忍冬文風の唐草を描いて縁取をし、丁寧に仕上げている。