胴幅16センチの大瓢の面に、丈山書金粉隷書きんぶんれいしょの賛、その反対側に黒漆書くろうるしがきの中林竹洞なかばやしちくとう の賛がある。石川丈山より角倉了意すみのくらりょういに移り、了意の遺愛品と伝えられ、富岡鉄斎てっさいの詳細な箱書がある。