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柿碕村検地帳
- 分類
- 市指定(第205号)
- 指定年月日
- 平成18年11月3日
- 種別
- 古文書
- 所有者
- 柿碕町内会
- 時代
- 江戸時代
- 形状
- 縦 28.7cm 横20.4cm
1604年(慶長9)、江戸幕府は三河・遠江・駿河・相模・武蔵・越後・和泉などの幕府領・旗本領において検地を実施し、これに合わせて岡崎藩も領内の検地を実施した。
この慶長検地では、村別に検地帳が作られただけでなく、寺社領が含まれていた場合は寺社領の分と残りの村の分の検地帳がそれぞれ作られた。検地帳の記載は右肩に小字を記し、以下等級・地目・面積・名請人が、末尾の総数欄には各等級別の総面積と、その下に分米高または石盛が記されている。
本検地帳は、岡崎藩によって検地が実施された際の控えである。慶長9年に岡崎藩が作成した検地帳は大岡村のものがあるが、大岡村は村域全体が大岡白山社領であるため、岡崎藩領の慶長9年検地帳としては市内唯一のものである。