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石川喜平測量具 附和算免許状・和算資料
- 分類
- 市指定(第98号)
- 指定年月日
- 昭和43年4月1日
- 種別
- 歴史資料
- 所有者
- 明治川神社
- 時代
- 江戸時代
明治用水開削の計画は、都築弥厚によって立案された。これに協力して測量にあたったのは、関流和算を学び、算法免許を与えられた高棚村の石川喜平であった。測量には、五年の歳月を費やし、1826年(文政9)にようやく終えることができた。都築弥厚の計画は実現しなかったが、のちに、岡本兵松・伊予田与八郎に承継され完成した。
この喜平の算法免許状と測量具は、高度な関流和算と実用の測量術の結びつきを示すものとして注目され、この大事業を伝える貴重な歴史資料である。