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家康黒印免許状いえやすこくいんめんきょじょう

家康黒印免許状

分類
市指定(第69号)
指定年月日
昭和40年11月3日
種別
古文書
所有者
本證寺
時代
安土桃山時代
法量
縦 31.9cm 横 50.4cm

 永禄の三河一向一揆(1563~1564年)後、松平(徳川)家康は 三河国みかわのくに を本願寺門徒禁制の地とした。20年後にそれを許し、本證寺も復帰することとなった。 
 この1585年(天正13)の文書は、「野寺の道場屋敷のことは今後相違なく認める。家来30間は諸役免除する」とあり、その禁制が家康の名で解かれた旨を具体的に表している。原文のままよく残されており、貴重なものである。

野寺道場屋敷之儀、自今以後不可有相違、
三并家来(三十)間之儀、
諸役令免許者也、仍如件
天正十三年十月廿八日家康(黒印)
    本證寺