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絹本著色 方便法身尊像けんぽんちゃくしょく ほうべんほっしんそんぞう

絹本著色 方便法身尊像1
絹本著色 方便法身尊像2

裏書1

絹本著色 方便法身尊像3

裏書2

分類
市指定(第193号)
指定年月日
平成11年11月3日
種別
絵画
所有者
西岸寺
時代
室町時代
形状
縦 71cm 横 32cm

 福釜町の西岸寺せいがんじ は、1489年(延徳元)室町時代に開創された真宗大谷派の寺で、この絹本著色方便法身尊像は、本山の東本願寺から道場を公認された段階で授けられたものである。
 絹本で紺色の地塗りの上に、切箔きりはくで中央正面に大きく来迎阿弥陀如来の立像が描かれ、法衣は切箔で文様を入れ、螺髪らほつは群青で描かれている。四八本の後光が描かれているが、これは弥陀の四八の誓願にちなんだものである。修復され裏書が附せられているが、方便法身尊像、本願寺釋證如の花押を判読できる。