ホーム > 保科正直邸址
保科正直邸址
- 分類
- 市指定(第30号)
- 指定年月日
- 昭和40年10月1日
- 種別
- 史跡
- 所有者
- 正法寺
- 時代
- 安土桃山時代
信濃国高遠城主保科正直が、1584年(天正12)7月に桜井松平家の未亡人多却姫(徳川家康の妹)と高遠で婚儀をあげた時、小牧長久手の戦は終わっていたが、徳川方は反撃に備えて領内の守備をさらに整えていった。
正直も家康の妹婿となったのを機に、山崎に館を置いて防備にあたったとされ、1590年(天正18)に家康の関東移封にともない、この地を去るまでの6年間の期間が、この屋敷の存在期間と思われる。屋敷の遺構は発見できないが、館跡である正法寺境内は周囲より切岸状に1~2メートル高くなっている。
- 住所
- 山崎町 大手82番地1他