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古井遺跡出土遺物ふるいいせきしゅつどいぶつ

古井遺跡出土遺物1
古井遺跡出土遺物2
分類
市指定(第6号)
指定年月日
昭和40年11月3日
種別
考古資料
所有者
個人
時代
弥生時代後期

壺    5箇
甕    1箇
高坏   3箇
器台   1箇

 古井町地内西鹿乗川にしかのりがわ付近一帯の耕地整理に際して、下橋下しもはしか・竹ヶ花付近から採集したものである。器壁を著しく研磨した無文土器を中心にしたこれらの土器は、弥生時代後期の後半(約1700~1800年前)を代表する土器である。

 器台きだいつぼかめを重ねたような特異な形態で他に類をみない。下部を欠いているが、本来は円筒にのせた土器で祭祀さいしに使ったと思われる。この地方では、このような異形いけい土器は鳥形土器とりがたどき魚形土器うおがたどきとともに、この時期に集中している。