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藤井城址
- 分類
- 市指定(第93号)
- 指定年月日
- 昭和43年4月1日
- 種別
- 史跡
- 所有者
- 藤井総代
- 時代
- 室町時代
安城城に拠点を構えた松平氏は、その勢力を拡大して安定をはかるため、一族を福釜・桜井・藤井などに配置した。藤井城は南の東条氏・吉良氏に備えての出城であった。
安城松平二代長忠の五男、松平利長を藤井松平初代として、二代目信一は、長篠の合戦・三河一向一揆等に戦功があった。1590年(天正18)上州布川へ移り廃城となった。
台地の先端に築かれた城で、土塁と堀とがめぐらされていたが、ほとんど破壊されている。今は、1917年(大正6)に愛知県が建てた石碑がその存在を示す。
- 住所
- 藤井町 本郷128番