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木造 不動明王立像
- 分類
- 市指定(第25号)
- 指定年月日
- 昭和37年10月1日
- 種別
- 彫刻
- 所有者
- 熊野神社
- 時代
- 室町時代
- 法量
- 高さ 10.5cm
この一木造の像は、両手を欠くが、憤怒の恐ろしい外貌と激しい姿態から不動明王像と判断される。不動明王は、如来の命を受けて一切の魔障を降伏し仏法を守護するために勇猛な姿であらわされるのである。
その製作は、衣文のおおまかな流れからみて、室町時代末期(16世紀)のものとすべきであろう。神仏混合時代の遺品の一つとして注目される。