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絹本著色けんぽんちゃくしょく 阿弥陀三尊像あみださんそんぞう

絹本著色 阿弥陀三尊像
分類
市指定(第143号)
指定年月日
昭和59年7月20日
種別
絵画
所有者
西蓮寺
時代
時代不詳
法量
縦 102.5cm 横62.5cm

 中尊阿弥陀如来ちゅうそんあみだにょらいは、中央に定印じょういんを結んで台座に座り、その左右両脇に観音かんのん勢至菩薩せいしぼさつが立つ姿である。これは浄土教画であり真宗の寺に所蔵されるのは珍しい。天保年間(1830~1844)に東叡山良宜大僧都から西蓮寺へ贈られたものと伝えられている。唐画とうがの特色をよく表し、かつては、浄土曼荼羅図じょうどまんだらずの一部であったものと思われる。部分的に剝離はくりが認められるが、原画の価値を損なうものではなく、数少ない貴重な仏画である。