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トレノ解体

　ヤフーオークションで、解体車両を購入してしまいました。

　ほとんど衝動買い。1万数千円で落札することができました。車両はごらんのとおりの101型トレノ。走行距離は約14万キロ。最上級グレードのGT-APEXですう。あっ、いやいや、この時代はスーパーチャージャーのGT-Zがありましたね。ボデーはブラックメタリックでなかなか精悍です。この時期の日本の自動車はバブルの最中の開発設計で、（今では信じられないほど）細部までお金がかけられています。私の所有する111型を見たときはここまでやるか！と思ったものです、原価低減。

　自宅には保管スペースが確保できないため、家人にブーブー言われつつも、実家に置いておくことに。レンタルでキャリアカーを借りてきまして搬送しました。こっちの出費の方が結構痛かったかな。初めてキャリアカー扱いましたが、油圧スライドの架台はなかなか格好よいです（意味不明）。

　ようやくトレノを下架して、シゲシゲと見渡してみました。ボデーは年式相応に各部かなり痛んでいます。特にボデー下部のはね石によると思われる塗装の剥がれが強烈です。リアスポイラー上部の塗装剥がれも進んでします。屋外保管されていたものと考えられますね。リアシート、その後方のトレイ部の日焼けも激しく進行しています。タイヤは純正の鉄っちん14インチホイールと5部山の195タイヤ。これはそのままカリブでも使えると思うのでラッキーですね。ラゲージランプのレンズ裏面に水滴が付着しているのが気になります。

　室内も年式相応にへたってはいますが、致命的な欠落はなさそうです。各部作りはいいですねえ、さすがトヨタ車。シートは確か111型と互換性ある（らしい）ので交換してみようかなあ。エアコンもオートだし、オーディオはなんと6スピーカー。ツイータがドアミラー根元裏側の三角ガーニッシュ部に埋め込まれています。111カリブBZも、いちおうの最上級ですが、こっちの方がすべてに渡って1グレード上って感じだなあ。040214

　そして1ヶ月以上が経ってしまいました。なかなか時間がとれないところが辛いのですが。

　ちまちまと解体していくことにしましょう。エンジンルームは現状の手持ち工具では辛いので後回し。せっかく自走はできるので、なるだけしばらくは自走できる状態にはしておき、室内からバラしていきますかね。

　まずはシート類を取り外し、センターコンソール、オーディオパネルへと進んでいきます。040322

　さらに1ヶ月以上が経過して、ゴールデンウィークに1日だけ時間が取れたので、部品剥がしを続けます。このペースでは、エンジンを降ろせるのはいったいいつになるのか不安になってきてます。

　車は実家には置いてもらえず、近所の知り合いの空き地に置かれました。アンダーボデーにかかるほど新緑が生い茂ってきました。やぶ蚊も発生してきてます。内装関係を引き剥がし、ようやくシフトレバー周りが覗けるようになりました。シフトレバー部は錆びがひどく、錆び落としでも施したいところです。

　

　ペダル周りにもたどり着きました。この後エンジンルーム側を整理して、必要部品の本格取り外しに移ります。

　取り外したシート、インパネ類の一部はヤフオクにかけることにしました。買い手がつくでしょうか、乞うご期待！　040430