平成４年に新田集会所を修復した祭に小垣江新田地区に
残る『屋敷の記録帳』が出て来た。 これにより売却された
小垣江の山車と判明し個人の所有者より寄贈される。
小垣江の山車は小垣江神明神社の祭礼に用いられていたものである。
当山車は、天保１５年(1844年)から安政６年(1859年)頃まで小垣江村の
５組が所有していて祭礼には５両の山車が出ていた様である。その後祭
礼には山車の参加が無くなって行った。
その後明治１０年(1877年)に刈谷市原町に売却され刈谷市原稲荷神社の
祭礼に使われていた、昭和40年頃より使用されなくなり又管理も出来なく
個人に売却され大切に保管されていた。
現在刈谷市に現存する山車は３台あります。
その内曳き回しの出来る山車は、『肴町の山車』
と小垣江の山車の２台で(新町の山車は引き回し
出来ない)
現存する刈谷の山車
