えくしみえむ
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060turboRX 【非売品】
060turboR
eplica
X
ymiem版
≪ 追記、変更、修正 多分あると思います ≫
以前から何度か作ろうかと思いつつ止めて・・の繰り返しでしたが、
tomo_retro
さん
が Replica製作 された事で再度熱が入り、何とか完成までたどり着いた
修正された回路図を拝見させていただき、ITL版060turbo基板と比較しつつ製作しました(
@tomo_reroさん
、 ありがとうございましたm(_ _)m)
レイアウトが既存の各060turboとは異なりますが、基本的に同じものです
私個人的にはですが、公開されていた回路図はITL版と同じだと考えます(満開版も多分同じ気がするけど持ってないのでわからない)
【既存もしくは同等品の060turboを弄る際に理解しておくべき事項】
・X68030本体のロットや補修などによる個体差により動作が異なる
・060turbo基板に載っているispLSI等のICのロットなどにより動作が異なる
・68060MPUの個体差により動作が異なる
・動かす環境(極寒の地等)により動作が異なる
・新規で基板を製作する場合もラインの引き回し等で動作が異なる
・060モード時であっても68030MPUの個体差によっても動作が異なる
「動作が異なる」というのはテキスト化けだけでなく、全く動かない可能性もある、ということも含みます
取り付けただけで何の問題も無く動く、と考えるのは止めましょう
要するに、上記を踏まえ、自分でチューニングできなければ(やる気がなければ)上手く動作させることは困難、ということです
熱対策然り、ロジックデータの書き換え、場合によってはMPUやICチップの変更など、ちょっとした技術や気力はもちろん、お金もそれなりに掛か るかもしれません
ロジックデータはNormalとNewの2種類しかなく、通常はNormalで、Newで動けば若干処理が早く動きますが、もしどちらも動かな かった場合、MPUやICを購入し直して載せ替え作業等が必須となります
一応PLDのソースもロジックデータと一緒に入っていたので、知識があれば変更も可能かもしれません
オリジナルの満開版060turboについても調べてみたところ、非公式のFAQ(98年4月、満開の目は通っている)を見つけ たので抜粋すると
75MHz動作時についての文章ですが、この内容から、一つの要因としてispが動作に左右されるのは間違いなさそうです
改善等の影響なのか、石のロット違いのトラブルなのか・・・そのどちらもか、真相はわかりませんが
高速化改修もまだ無かったようで、標準の50MHzでもITL版と同等の症状等が出ていた環境もあったのかも
そもそもが当時75MHz版の68060が出てなかったのね・・・
因みに、私が製作した基板(+テストで使用した030本体)はNew(高速版ロジック)では起動しませんでした(笑
運よく何もせず正常に動いたら幸運でしたね、ということで
cliffさん
、
STUDIO KAMADAさん
のところも大変参考にさせていただきました、ありがとうございます
以下、適当に写真
最初、囲ってあるABT16373Aが故障してたおかげで060モードが動かなかった
取り付ける時には全く気付かなかったが、コア部分が内部で割れてる感じ?
裏側も四角く盛り上がってる
偶には新品でもこういった事あるので気を付けよう
生基板
完成品
通常動 作OK
真横から みた感じ
禁断の75MHz も動作(一応ね)
参考ま でに75MHzの速度
ラインの 太さ&間隔は最小0.16mmで
オートルータならぬオールハンドルータ
060モード時での動作であっても030MPUによって立ち上がらなかったりテキスト化けやリセット等に影響する
XCシリーズは避けたほうがいいかも?
一先ず全 部で6個完成
一先ず、というのは2個が仮付けのLC版だから・・・フルの060が今後入手できるかわからないけども
【20210101に計7個になった】
カ バーに冷却用の穴開け
穴開けずに閉めると予想外に熱くなり熱暴走するから要注意だ!
GALと CY7B991を変更した
拡 張メモリも問題ない
丸ピ ンだけでも綺麗ね
2021年元旦に完成した7個目
MPUソケットが無かったからICから取って大量に余ってた丸ピンで製作
見栄えがどうかと思ったが結構いい感じに仕上がった
SIMMの128Mが残ってないから32M載せるしかないな・・・ってか060MPUの在庫も無いから実質030のみ搭載機(笑
基板の余りがもう無いのでこれで全部終了~
常時使用のマシン
7個目作った関係でブートカウント少ないけど、去年末に全作業完了した最終状態
もう030本体を分解したりする事は無いだろう・・・壊れない限り
★★★★★★★★★★★★★★★★
とりあえず無事作れたわけですが、作って何やるのか?と問われると、ぶっちゃけ何をやるのかわからない(爆
何となく作りたかったから作っただけだしな~
現状は、ただの自己満足です、ということで
で、6個正常品が作れたところで一先ず060モードでの環境作りをしてみよう、ということをやり始めたわけですが・・・
致し方ないというか当然というか、そもそも060turboが発売された当時、ステージは既にWindowsに移行しており、数も少なければ触る 人も少ない=060turbo対応のツールというものは限られている、な結果なわけで
要するに、簡単に書くと、動かないゲームやツールも多くて速度以外あまりメリットが無いわけで・・・ <あくまで私個人的な使用感
ぶっちゃけ現在XVIで作られてる環境と比べると雲泥の差で使いにくい(^-^;
もちろん、自分で060を理解してパッチ作ったりソフト拵えたりできる人には大変面白く使えるだろうと思うし、今弄るなら本来そうするべきである し、できる人が使うべきだよね
使用目的無くただ作りたかっただけの人が上手く使いこなせる代物ではないことは確定なのでした(笑
NetBSDに関しても今更遅くて絶対的に使わないだろうしなぁ・・・ <実際遅いの
な感じなので、おそらくかなり限定的な使い方しかしない(できない)だろうなぁ・・・現状は自作060turboが正常に動くのを確認してベンチ 観て優越感に浸るだけ(爆
そんなわけで、私を含む一般人には9割方必要ないだろうな~、と思います
ま、とりあえずSX-WINDOWの環境だけ作っておきますかねぇ
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c 2016, えくしみえむ
Last updated 2021/01/01