秋篠寺

奈良時代の末期(776)光仁天皇の勅願で、大極殿西北の高台に創建された。薬師如来を本尊としている。

鎌倉時代に大修理を受け以降、いらいここが本堂として現在にいたっている。

この寺の見所は伎芸天です。

大自在天の髪際から化生せられた天女で、衆生の吉祥と芸能を主宰し緒伎、諸芸の祈願を納受したまうとされている。

現在の像は頭部のみ当初のままである。

仏像は少し首をかしげなんともいえない雰囲気が漂っている。

静かに拝んでください。

なおこの寺の縁起は秋篠氏の氏寺であったとも言われている。

最近の皇族で新たに宮家を作る場合は、平城京の山より選定している。

  古くは、高松宮、三笠宮  最近では  高円(たかまど)宮、秋篠宮  があり、 

数年前には、秋篠宮家が誕生した時には、観光客が秋篠寺にも多くの人が訪れた。

  なんともなまめかしい伎芸天です