2001アフリカ南部皆既日食遠征記


エピローグ
(6/22-23)

この地に今後再び訪れることはあるだろうか。
なごりを惜しみつつ、、、。

index / before


ルサカ空港のBAR
ザンビア・ルサカ空港から発とうとする。
でも、フライトはちょっと遅れるようだ。
時間がある。

ヒマを持て余し、一人BARに入ってビールを所望してみる。
カウンターのお兄さんが何やらあれこれ言ってくるが、よくわからない。
めんどうなので適当なところで、"Oh Yes !" と返してやったら、
Zambia名産"MOSI"ビールが出てきた。
銘柄は何がいいのか聞いてくれていたのだったろう。

US$2 を払う。
さてここから、ジンバブエ・ハラレを経由して、
再々度ヨハネスバーグへ向かうのだが、ここで一波瀾あった。
その顛末は仲間のサイトに詳しい。

最後の晩餐

ヨハネスバーグに戻る。
空港からバスでヨハネスバーグ近郊サントン・シティのホテルにチェックイン。

あれれ、今夜は夕食の設定がない。
仕方なく、申し合わせてロビーに集まった連中で、
ショッピングセンターに繰り出す。

入ったのは日本料理店「DARUMA」

"Do you have Japanese Sake?"
って聞いたら出てきました、白雪の升酒が荒塩付きで!





"This is Sukiyaki" 「ど〜お、この箸さばき」

「なんとこの地で!」って思いがして、
一段とおいしく感じた夕食だった。





(ちょっとした配膳の手違いはあったが、味に手抜かりはなかった)

明けて翌朝


朝の露店
ホテルの玄関を出て見ると、
道の向い側にみやげ物が店を広げている。

ちょっと冷やかしに、と行ってみたのが運の尽き。
あれこれ大小の土産を勧められる。
なんとか大物は振りきったが、
とうとう小物をいろいろ買わされる羽目になった。

しめてR275ランド。
私「ランドはもうそんなに持ってない! ドルなら少しあるけどね」
オヤジ「じゃ、$40でどうか」
私「ノーノー高い、ノーサンキュー」

それを聞いていたオヤジのカミさんが、
私が差し出したメモ帳の上で、やおら計算を始めた。

R160=$20
R275-R160=R115
カミさん「だから、$20とR115を払えばいいよ」

しっかりしてるワイ。断れなくなって商談成立。
オヤジさん、またに挟んだ新聞紙で、
土産の彫物を一つ一つ丁寧に包んでくれた。

SQ-405便は羽の上
14:15 ヨハネスバーグ発シンガポール行き SQ-405便。
このツアーで8機目の搭乗。

やっと始めて窓際族の権利を譲り受けて、
喜び勇んで座ってみたら、、、羽の上。


いよいよあの原色の尾翼たちともおさらばだ。

バイバイ・アフリカ
早くもマダガスカル上空で落日を迎える。
往路はちょうどこの辺で朝がきた。

地球の自転と同じ東向き空路は、
まるで早回しビデオのように時が進む。

・・・ヒマだ。することもない・・・寝るか・・・
・・・・・・zz・・z・・・・zz・・・・z・・・(ん、寝れん、、、)・・・

・・・・・・ "Good morning" ・・・・・・
(遠くでスッチーの声がする)
・・・は?・・・な、何じゃ・・・・をぃをぃ、まだ夜11時過ぎぢゃないかい!・・・

行きは倍の時間で、帰りはなんと"倍速"で朝が来る!!
もうすぐ朝のシンガポールへ到着だって。
オレは寝てないぞー。

こうして非日常の世界に幕が降り始めた。

index / before